mashiro

首都圏在中。子どもは大学生と高校生。IT系企業マーケティング担当。リモートワーク3年目。元幼児教室講師。5kgのお米より大きいポメラニアンと一緒に暮らしています。

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マガジン

  • 中学受験のリアル

    長女の私立中学受験をまとめています。今大学生になりました。中学受験してよかったと言えるのか、未だに正解がわかりません。

最近の記事

亡くなった母に会いたい気持ちをAIに慰めてもらった

『亡くなった母に会いたいです』 母とつらいお別れをしてから1ヶ月。 もう泣き崩れることはなくなったけど、ふとした瞬間に思い出すことがあって、どうしようもない寂しさに襲われることがある。 家族や友達に話しても、きっと心配させてしまうから、心の奥で1人で抱えてしまう。いや誰かに話す気力も湧いてこない。 そうだ。AIなら何と言うだろう。 『亡くなった母に会いたいです』 ・・・ ・・・ ・・・ お気持ちはよく理解できます。亡くなった大切な人に会いたくなる気持ちは、とても

    • 中学受験【繰り上げ合格】のその後

      娘は、第一志望校から繰り上げ合格の電話をもらい、晴れて希望の学校にに通い初めた。 その時の受験エピソードはこちら。▼ 『繰り上げ連絡きました!』 毎年、受験関連の掲示板には 『繰り上げ情報』のスレッドまであって、『受験のバトンが届きますように』との書き込みや、不合格でもまだ諦めきれず、繰り上げの連絡が来るのを熱望している親が多いことも見て取れる。 うちだって、第一志望校から合格の電話が来た時には、娘と泣いて喜んだ。最後の最後で受験の女神が微笑んだってそう思っていた。

      • 読感『勇者たちの中学受験』

        一気に読み終えた。でも途中で何度も違和感を感じた。なぜだろう。 最後の筆者の解説を読んで納得した。 受験に関する事実関係以外は、脚色という創作。つまり完全なドキュメンタリーじゃないということ。 だから、ここに出てくる母親や父親に、こんなにも違和感を感じるんだ。 子どもの成績に、一喜一憂する親の姿や、中学受験をすることによって起こる家族崩壊を描きたいってことかもしれないが、そこに親の愛情がなにも感じられない。 第1志望の筑駒に落ちたことを、本人から塾に「電話して」とか

        • 入試4日目。ラーメン屋で泣いていた男の子の話。

          「合格」という花びらが舞うことがないまま入試4日目を迎えた。 試験初日や2回目の受験で、早々に合格をもらった子どもたちはもう学校に通い始めていて、この時期にまだ試験会場に向かう子どもたちは、どことなくうつむき加減で少し疲れたように見えていた。 この日は、午前中に1校、午後にも1校の試験があったため、お昼をどこかで取らなければならない。 娘に聞くと、 「ラーメンが食べたい」と言った。 親としてはもう少し栄養のあるものを食べさせてあげたいという思いはあったけれど、時間もない

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        • 中学受験のリアル
          7本

        記事

          運命の2/1。戦った1週間。どん底にかかってきた1本の電話

          正直受かると思っていた。 偏差値的には少し足りなかったけど、過去問は、いつも合格者最低点を上回っていたし、その年の実質倍率は、女子が下がっていて2倍以下だった。これなら大丈夫という期待感も高まっていた。 塾の先生からも「得意な国語で得点を稼げればきっと大丈夫です」そう、何度も言ってもらっていた。 前日の塾の壮行会で、先生や塾のお友達からのたくさんのメッセージが書かれた色紙を嬉しそうにもらってきて、いよいよ本番突入という緊張感はあるものの、いつもの落ち着いた様子に見えたし

          運命の2/1。戦った1週間。どん底にかかってきた1本の電話

          転塾で【成功したこと失敗したこと】日能研→ユリウス

          中学受験の話題の中でも、特に多い悩みが塾の選び方や、転塾についてではないだろうか。 我が家も 上の子…日能研→ユリウス 下の子 中学受験…サピックス→栄光ビザビ 高校受験…早稲田アカデミー と色んな塾にお世話になった。 こうしてみると、コロコロ塾を変えているように映るかもしれないけど、その時その時は、色々調べて意味があって決めたことで、結果的には転塾して良かったことも、悪かったことも経験した。 ただ、周りのお友達の話を聞いたりして共通していると思うのは、 方針がブレ

          転塾で【成功したこと失敗したこと】日能研→ユリウス

          理科のカリテで5点を取ってきた日のこと

          日能研では、カリキュラムテスト、通称カリテと呼ばれるテストが月に1回あるが、その理科のばねの問題で、5点という成績を取ってきたことがある。 私は、正直そのテストのことは点数までは忘れていて、とにかく理科の計算問題が苦手だった、という記憶だけだったのだけど、本人は 「1問しか合ってなかったから、5点だよ」 「塾の校長先生がすっごい困ってたの覚えてる」 と武勇伝のように当時のことを振り返る。 実際にバネを買ってきて 「これが6cmで、伸びたら10cmでしょ。じゃその差は何

          理科のカリテで5点を取ってきた日のこと

          なぜ中学受験をすることになったか

          そもそも我が家がなぜ「中学受験するぞ」ということになったか。 結論からいうと、ウチの場合父親(夫)の意見からだった。 「絶対に中学から私立に入った方がいい。大学受験で希望のところに入れる保証はないんだから。今頑張って中学受験すれば、そのまま大学まで行ける。大学付属に入れるなら絶対その方がいい。」 「大学受験の方が難しい。就職するのに大学は大事だから。後からわかるって。」 彼はザ昭和世代なので、まだまだ学歴優位な考え方だし、大手企業で役職である程度人事的なことにも関わって

          なぜ中学受験をすることになったか

          中学受験のリアル〜あれから7年経ちました〜

          この記事は、初めての中学受験で、何の知識もなく中学受験という荒波に呑み込まれていった長女と母の体験談と、都立中高一貫校→✗からの高校受験で早慶w合格を勝ち取った次男の、入試・入学その後の7年間を描いたリアルな受験体験記です。 私が1人目の中学受験の時に一番知りたかったのは、中受に挑んだ子どもたちのその後の人生です。 もし合格できなかったら…志望しない学校に入ったら…中学受験自体途中でやめてしまったら…そんな不安や迷いでいっぱいだった当時。 ネットの掲示板には 「第1志望

          中学受験のリアル〜あれから7年経ちました〜