中学受験のリアル〜あれから7年経ちました〜
この記事は、初めての中学受験で、何の知識もなく中学受験という荒波に呑み込まれていった長女と母の体験談と、都立中高一貫校→✗からの高校受験で早慶w合格を勝ち取った次男の、入試・入学その後の7年間を描いたリアルな受験体験記です。
私が1人目の中学受験の時に一番知りたかったのは、中受に挑んだ子どもたちのその後の人生です。
もし合格できなかったら…志望しない学校に入ったら…中学受験自体途中でやめてしまったら…そんな不安や迷いでいっぱいだった当時。
ネットの掲示板には
「第1志望無事に合格しました」
「楽しく学校生活送っています」
そんな輝かしい情報しか探せませんでした。
今子どもたちは、大学・高校へと進学を終え、それぞれの道を歩み出しています。
まだ道の途中ではあるけれど、進学という意味では「受験の結果」が見えてきたように思えます。
たくさん泣いて精神的に追い込められた当時のことを、ようやく冷静になって振り返ることができるようにもなりました。
当時12歳だった娘も今や華の成人19歳。塾通いを始めた小学4年からは丸10年経過しました。
今は、大学生活で念願のサークルに入り、カッコいい彼氏もできて(ここ大事)本当にようやく笑顔混じりに当時のことを話してくれるようになりました。
本当に中学受験は必要だったのか。
周りのお友達の【中学受験した組】と【中学受験しなかった組】のその後の進路についても、感じることがたくさんあります。
これは我が家に起こった出来事です。個人的な見解も多いかもしれません。親として未熟だった部分もたくさんあります。
中学受験を否定するものでも、肯定するものでもありません。
ただ、私がこの体験記を書くことで、中学受験についてのいい面も悪い面も、その後の家族にとっての人生も少しだけリアルに想像したり、視野を広く持っていただけたら。
同じような不安を抱えている方が、別の見え方が出てきたり、子育てについての悩みを共有できたならとても嬉しいです。
「サクラサク」で上の娘を「サクラ」下の息子を「サク」と仮名しています。
受験を頑張るすべてのお子さんやご家族に心からエールを送ります。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?