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#229 介護留学生が最多!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「介護留学生」についてのニュースについて紹介したいと思います。

介護留学生が最多 今年度3054人 コロナ収束、4年ぶり増

国家資格の介護福祉士を養成する専門学校や大学に今年4月に入学した外国人留学生数が過去最多の3054人となったことが24日、分かった。近年は新型コロナウイルス禍の影響で減少していたが収束し、2020年度以来4年ぶりに前年度比で増加した。日本介護福祉士養成施設協会(東京)が調査した。

協会の担当者は「介護業界は人手不足が続いているため、外国人材の受け入れが急務だ。今後も担い手が増えることを期待する」としている。

留学生の入学者数は調査を始めた14年度以降増加し続け、20年度に2395人で最多を記録。コロナ禍に伴う入国制限の影響を受けて21年度からは3年連続で減少し、23年度は1802人だった。

24年度の調査では、介護福祉士を養成する全国の専門学校や大学、短大など計279校の入学者数を集計した。

出身国別ではネパールが1311人と最多で、ミャンマー533人、ベトナム431人と続いた。日本人を含めた入学者数は6546人で、留学生が半数近くを占めた。

厚生労働省の推計によると、介護職員は26年度に全国で約25万人不足する。高齢者数がほぼピークとなる40年度には、不足数が約57万人に上る見通し。

2024/11/25 日本経済新聞

介護業界の人手不足が続いているため、外国人材の受け入れが急務だとしています。

そもそもの介護業界の人手不足が続いているのは、労働条件の厳しさがあるのかと思います。

「低賃金」や「重労働」、「夜勤などを含む長時間労働」などが介護職を懸念する世間のイメージかと思います。

そこに対して、外国人材を日本人よりも安い賃金で雇うことに重きをおけば、問題の本質は改善されず、安い労働者を雇い続けるスパイラルに陥る可能性があるのではないでしょうか。

外国人労働者を雇うことがすべて悪ではないとおもいます。

しかも、人材確保には長期的な視点も必要になります。

外国人労働者を雇う前に私達が今すぐできることは、まずはITを導入し業務の効率化を図り、働きやすい労働環境を整備すること。

また、IT導入はハードルが高い場合は、今まで行ってきたことを当たり前に行わなくてはいけないこととして継続するのではなく、本当に必要なことと修正してもよいことを整理してみるのも一つの方法かと思います。

いずれにしても、「短期的な戦略」と「長期的な戦略」を考えながら行わなければいけないと思います。

そして「短期的な戦略」と「長期的な戦略」は時として、相反することもあるということは理解しておく必要があると思います。

以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!