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#164 パーキンソン病、腸内細菌で治療!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「パーキンソン病治療」に関するニュースについて紹介したいと思います。

パーキンソン病、腸内細菌で治療 順大、効果・安全性を検証

順天堂大学は21日、2024年中にもパーキンソン病の患者に健康な人の便から取った腸内細菌を移植すると発表した。腸内細菌の乱れとパーキンソン病の発症リスクが関連するとの研究があり、今回の臨床研究で移植の治療効果や安全性を確かめる。

パーキンソン病は手足の震えなどの運動障害が起きる難病で、進行すると認知症になることもある。病気の仕組みに作用して進行を抑える薬はまだない。

順天堂大の服部信孝主任教授は21日の記者会見で「腸内細菌移植でパーキンソン病の進行を緩やかにできれば、認知症の発症を抑えられるかもしれない」と期待を語った。

スタートアップのメタジェンセラピューティクス(山形県鶴岡市)と共同で、パーキンソン病進行期の患者約30人を対象に臨床研究を実施する。

健康な人の大腸菌を移植し、約2カ月後、パーキンソン病の症状を示すスコアの改善の度合いなどを調べる。細菌を投与しなかった患者と比べて治療の効果を検証する。

近年の研究により、パーキンソン病患者は腸内細菌のバランスが大きく変化していると分かってきた。腸内細菌の乱れが一因となる腸炎により、パーキンソン病の発症リスクが高まることも判明した。

2024/10/22 日本経済新聞


腸内細菌のバランスが

パーキンソン病を引き起こす可能性があり、

健常人の腸内細菌を移植するという治療です。

腸は、

脳腸連関と呼ばれ、

脳と連結していることは

すでに知られています。

腸内細菌が

メンタルへ影響を与えることも

知られており、

腸内環境を整えることは

心身に影響を及ぼす可能性が

更に強く表す結果になるかもしれませんね。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
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