#230 AI創薬で設計3000倍速!? 8 tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士 2025年1月9日 11:40 こんにちはtatsuyaです。本日は、「AIの活用による創薬」についてのニュースを紹介したいと思います。AI創薬で設計3000倍速 中外製薬、バイオ医薬品が成長の柱中外製薬は25日、人工知能(AI)を使った医療や創薬についてのシンポジウムを開催した。売上高1000億円を超える超大型薬を次々と生み出す世界屈指の創薬力で、時価総額は国内製薬トップだ。任天堂や三井物産を上回る。最大で従来の3000倍の速さでバイオ医薬品を設計できる技術などを使い、創薬の効率をさらに向上させる。バイオ医薬品の開発で中外は世界で屈指の実力をほこる。関節リウマチ治療薬「アクテムラ」や血友病治療薬「ヘムライブラ」は中外が開発したバイオ医薬品だ。いずれも売上高が1000億円を超える「ブロックバスター」に成長。時価総額は10月に一時12兆円を超え、今も10兆円超を維持する。成功を支えるのがバイオ医薬品に特化した創薬力だ。創薬力をさらに高めるため、AIによる創薬支援技術の導入を急ぐ。取り組みの一つが自社開発した創薬支援AI「MALEXA(マレキサ)」の活用だ。これまで抗体医薬と呼ばれるバイオ医薬品は、研究員が知識や経験を生かして設計していた。マレキサの導入でAIが最適な設計を支援するようになった。導入直後は実験で1つの抗体を設計するのに3週間近い時間が必要だったが、1週間で数百~1000を超える抗体をつくることができるようになった。抗体の設計スピードは最大で従来の3000倍近く上昇する可能性がある。品質も人手によるものより高いという。中外はマレキサをはじめ、様々なデジタル技術を取り入れており、バイオ医薬品の新薬候補を開発する期間を「従来より25%ほど短縮できる」(同社)とみている。成果も見え始めた。9月に初期段階の臨床試験(治験)を始めた慢性疾患を対象にした治療薬候補「BRY10」はマレキサを活用して設計した抗体医薬だ。同社はスイスのロシュ傘下にあり、開発品の海外販売はロシュ任せという特殊なビジネスモデルも奏功する。QUICK・ファクトセットによると投下資本利益率(ROIC)は過去5年間で最大28%と、国内の他の製薬企業を大きく上回るなど稼ぐ力は群を抜く。デロイトトーマツグループの真砂和英シニアマネジャーは「内資系製薬企業の多くは包括的に改革を進められず、AI創薬で後れを取っている。組織的に改革を進めている企業は良い事例だ」と指摘する。その上で「(AIの対応が遅れれば)多くの企業は数年後には追いつかなくなる可能性もある」と話す。2024/11/26 日本経済新聞 中外製薬は日本のトップ製薬企業です。 AIの導入による効率化を図り、従来とは比べ物にならない程の速さで研究が進むことが可能になってきているようです。 期待します。以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました。それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします! チップで応援する #毎日note #AI #開発 #医薬品 #日経新聞から学ぶ #中外製薬 8