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#175 薬の流通情報、素早く把握!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「医薬品の供給状況システム」についてのニュースを紹介したいと思います。

薬の流通情報、素早く把握 新システムで医療機関に発信 厚労省、供給不安の解消後押し 出荷制限なお2割

厚生労働省は医薬品の供給状況を迅速に把握できるシステムを2025年度にも構築する。薬の供給不安は4年近くに及び、9月時点で全医療用医薬品の2割が出荷制限や停止になっている。

国内では20年12月に後発薬(ジェネリック医薬品)メーカーで品質不正が発覚して以降、薬の供給不安が続く。日本製薬団体連合会によると、9月時点で約1万7000品目のうち出荷制限・停止が約2割にのぼる。このうち6割強を後発薬が占める。

対策として厚労省は製薬会社に対し4月から、医師の処方箋が必要な医療用医薬品の供給情報を報告するよう求めた。6カ月以内に供給不安が発生する恐れのある品目と、実際に発生した品目の2種類が対象だ。

製薬各社からの報告は厚労省が集約し、一覧表にしてホームページに公表する。エクセルファイルに約1万7000品目の情報が並ぶ形式で、原則前日までに集まった資料を基に1日1回更新する。ただ表は多数の項目が並んでいて分かりにくく、毎日確認しなければ見落とす恐れがあるなど、使い勝手が悪いとの声があった

こうした状況をふまえ、厚労省は薬の供給情報サイトを立ち上げる。チェックした品目が出荷制限・停止した場合や、出荷を再開した場合にサイト利用者へ通知するといった機能を検討する。供給状況を速やかに伝え、製薬会社による代替品の増産や、医療機関の発注に役立ててもらう。

製薬会社に求めている供給状況の報告もシステム化する。各社が専用画面から直接入力し、速やかに公開する仕組みを想定する。現在は製薬会社の担当者がエクセルファイルに書き込んで電子メールで提出し、厚労省の担当者が手作業で集計している。

サイト開設と並行して、厚労省は薬の在庫に関する国内情報を一括把握できるシステムを開発する。27年度にも運用を始める。薬の数量まで把握する設計で、対象は必要不可欠で切れ目のない供給が求められる「安定確保医薬品」などに絞る。

厚労省は後発薬を中心に薬の供給不安が長引くのは、中小メーカーが多く、他社で問題が起きた際の増産余力に乏しいためだとみている。対策として経営統合などによる業界再編を提起しており、今後メーカーの動きを後押しするため、独占禁止法に関する論点整理や財政支援に取り組む方針だ。

半面、製薬業界は供給不安が長引くのは、国が21年度から薬価を毎年改定する仕組みを導入した影響で、価格が下がり採算が合わなくなったためだと主張する。25年度の薬価改定には中止や延期を求めている。厚労省は薬価改定の見直しには慎重で、供給不安が解消できるか不透明な部分が残る。

2024/10/25 日本経済新聞

まずは、

医薬品の供給が不安定になっている

という現実を知りました。

そのうえで、

このようなシステムが整ってくることは

医療現場にとって

助けになるののではと思いました。

それでも、

現在、

出荷制限の影響を受けている薬は

2割にのぼっており、

医療現場や患者にとって

とても大きな問題になっていることでしょう。

こういう問題って

当事者じゃないと

わからないですもんね。

様々な方向に

アンテナを

伸ばし、

様々なことに

興味を持って

生活していきたいと

思います。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!