#31 個別加算はなにから始めるといいの?
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「介護報酬の個別加算」について整理していきたいと思います。
1.個別加算の項目
入浴介助加算
個別機能訓練加算
口腔機能向上加算
認知症加算
若年者認知症利用者受入加算
ADL維持等加算
栄養アセスメント・栄養改善体制
がありましたね。
2.どれから手をつけていこう!?
みなさんの事業所では、個別加算はなにを算定しているでしょうか?
令和5年7月報告の通所介護概況によると
・入浴加算(Ⅰ)92% (Ⅱ)12%
・個別機能訓練加算
(Ⅰ)イ 43% (Ⅰ)ロ 26% (Ⅱ)23%
・口腔機能向上加算(Ⅰ)8% (Ⅱ)6%
・認知症加算 7%
・若年者認知症利用者受入加算 0.6%
・ADL維持等加算
(Ⅰ)1% (Ⅱ)3% (Ⅲ)3%
・栄養アセスメント・栄養改善加算 2%
入浴加算が最も多く、ほとんどの施設で取得されています。
ついで個別機能訓練加算が約半数の施設で取得。
口腔・栄養・認知症は1割を切っている状況でした。
やはりこれが、通所介護で携わり、私が感じた看護師・介護士の力を十分に発揮できているのかと感じたところです。
次回から一つずつ整理していきますが、おそらく算定要件などで難しい部分もあるのだと思います。
しかし、
フレイルの時に整理しましたが、フレイルのきっかけはなにが始まりでしたか?
注意すべき点は、
「低栄養」と「認知症の初期段階」、
そして「筋力低下」と「転倒」でしたよね。
まずは、「口腔機能(栄養)」を見ましょうよ。
それから「認知症」です。
最後に「運動」であると考えます。
ちなみに私は理学療法士です。
理学療法士は運動処方が最も得意としているはずですが、私は運動処方をもっとも最後に取り組むべきと考えます。
なぜなら、栄養が十分でなければ、効果が十分に得られないからです。
そして、認知機能の低下を把握しておかなければ、運動指導に難渋することを知っているからです。
3.まとめ
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は、「口腔機能向上加算」について整理していきたいと思います。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
介護報酬を追い風に、一歩ずつゼンシンしていきましょう。
「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!