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#211 RSウイルス、予防多様に

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「RSウイルス」についてのニュースを紹介したいと思います。

RSウイルス、予防多様に 妊婦や高齢者にワクチン

RSウイルス(RSV)感染症の予防薬やワクチンが相次いで登場している。発熱やせきなど風邪の症状を引き起こすRSVは、乳児や高齢者に肺炎や呼吸困難などの症状を引き起こすこともある。ワクチンや予防薬の効果や使い方を調べた。

RSVを治療できる抗ウイルス薬は現時点ではない。国内では英アストラゼネカが発売する発症や重症化を予防する抗体医薬「シナジス」があるが、36週未満に生まれた早産児や先天性の基礎疾患を持つ子どもにしか使えなかった。

そこで新たな選択肢として登場したのがワクチンだ。アブリスボは米ファイザーが開発し、日本では2024年5月から発売された。妊婦による母子免疫を目的としたワクチンで出産後6カ月まで乳児に予防効果が続くことが確認されている。

RSV感染症は生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ全ての子どもがかかるとされる。身近な小児感染症だが、生後間もない乳児は重症化するリスクがある。24年は4月や7月に感染が拡大した。以前は冬季に流行したが、流行期が予測しづらくなっている。

新たな予防薬も登場した。今年3月にはアストラゼネカなどの抗体医薬「ベイフォータス」が厚生労働省に新たに承認された。乳幼児への1回の投与で予防効果が得られる。

RSVは成人も感染するがこれまで有効な予防法はなかった。しかし今年に入り、2つのワクチンが発売された。一つが英グラクソ・スミスクライン(GSK)の「アレックスビー」、もう一つがファイザーのアブリスボだ。

もっともRSVワクチンは健康保険が適用されず、2万5000~3万円前後の接種費用は全額自己負担となる。しかし呼吸器疾患や糖尿病、心疾患など持病を持つ人はRSVに感染後、重症化したり持病が悪化したりするリスクもある。

2024/11/16 日本経済新聞


 ベイフォータス(アストラゼネカ);乳幼児(1回)
 アレックスビー(英グラクソ・スミスクライン);成人
 アブリスボ(米ファイザー);成人(妊婦)

問題は、季節性が関係なくなってきていることです。
インフルエンザもそうですけど、流行時期が従来どおりにいかないのが予防しにくいところかと思います。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
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