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#121 75歳以上の医療費3割負担!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「75歳以上の医療費3割負担の対象を拡大することを検討している」ニュースについて紹介したいと思います。

75歳以上の医療費3割負担、対象拡大検討 政府大綱に盛る

政府は高齢化対策の中長期指針となる「高齢社会対策大綱」に、75歳以上の後期高齢者について医療費の窓口負担の拡大に向けた検討を行う方針を盛り込む。3割負担となる人の対象範囲の拡大を議論する。

高齢化に伴い医療費の膨張が課題になっている。高齢社会対策大綱の改定は2018年の決定以来、6年ぶりになる。一般からの意見公募などを経て閣議決定する。

医療費で3割を自己負担する「現役並み」の所得がある高齢者の対象拡大は、政府が2023年12月に示した社会保障改革の計画「改革工程」に盛り込んでいた。28年度までの検討項目として「現役並み」の所得の判断基準の見直しを議論する

内閣府は高齢社会対策大綱の策定に向けて8月に報告書をまとめた。一定以上の所得がある働く高齢者の厚生年金の受給額を減らす「在職老齢年金制度」について「就労促進の観点から見直しの検討が必要だ」と提言した。

在職老齢年金についても大綱に盛り込む方針だ。具体的な制度設計や実施の可否は厚生労働省などが検討する。改定案には個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の加入可能年齢の引き上げなども盛り込む。

2024/09/05 日本経済新聞


 高齢者の医療費が膨張してきている。

 また、高齢者を支えている現役世代の負担が増加してきています。 


 少し前に、病院で大量にもらってきた湿布を近所に配っている高齢者がいるという話がありました。

 薬剤費の見直しも行われてきています。

 今まで1割負担であった方が3割負担になると家計は厳しくなりますよね。それでも時の流れからすると高齢者の3割負担は、当たり前の流れでもあるかと思います。


 市町村は、高校生まで「医療費無料」にして子育て世代を取り込む働きを行なっているところもあります。

 「医療費無料」にしても「1割負担」にしても、残りの金額は税金で賄われていることをどのくらい意識しているでしょうか。


 お薬をもらっただけ、なんのために飲んでいるかわからずに飲んでいませんか?
 お薬が余っているのに、定期受診だからお薬をもらいに行っていませんか?
 お薬が余っていることを医師や薬剤師に伝えていますか?

 我々のメディカル、マネーのリテラシーが上がらなければ負担額が増額するのは当たり前の話だと思います。



以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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