見出し画像

#155 「老後身寄りなし」9人に1人へ!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「身寄りなしが拡大している」ニュースについて紹介したいと思います。

「老後身寄りなし」9人に1人へ 50年試算 身元保証人の確保に懸念

65歳以上で配偶者と子など3親等以内の親族がいない「身寄りのない高齢者」が2050年に448万人となる見込みであることが、日本総合研究所の試算で分かった。24年は286万人の水準だが未婚化の進展などで1.5倍に膨らみ、50年時点では高齢者の9人に1人程度を占める計算だ。

老後の施設入居や入院時に求められる身元保証人のほか、遺体の引き取り手がいない人が増える懸念がある。

身寄りのない高齢者を支援する民間サービスの利用が広がり相談件数も増えている。政府はトラブル防止のため民間事業者が守るべき指針を作成。一部の自治体では優良業者の認証制度をつくるなど対策強化が急務となっている。

試算は、国立社会保障・人口問題研究所による世帯数の将来推計などを基に実施した。

子がいない高齢者は24年の459万人から、50年には1032万人に倍増。うち配偶者もいない人は、371万人から834万人に増える。さらに3親等以内の親族もいない人を見ると、286万人から448万人に増加、高齢者全体(3900万人)の11.5%となる。

3親等以内の親族は民法上の扶養義務があり、自治体によっては遺体の引き取り手を探す際の照会先としている。

配偶者と3親等以内の親族がいない高齢者のうち、公的介護保険で要支援や要介護の認定を受けている人は34万人から59万人に増える。医療や介護サービスの利用機会が多いのに身元保証人がおらず、不都合が生じやすいとみられる。

親族がいても関係が悪く頼れない場合もある。同研究所の生活実態に関する調査から「いざというときにお金の援助を頼める親族がいない高齢者」を推計すると、24年の790万人から50年の890万人に増加する。

2024/09/24 日本経済新聞


3親等となると、

ひ孫

おじ・おば(親の兄弟・姉妹)

姪・甥(兄弟姉妹の子)

が含まれます。

もちろん、

そこには

両親や子ども(1親等)、

兄弟姉妹(2親等)

も含まれます。


以前、

こんな家族を

担当していたことがあります。

結婚したが子供はおらず。
夫は早くに亡くなって一人暮らし。
本人に兄弟姉妹は複数名いたが、同地域に住んでいるのは1名。
その一名も亡くなって、子供(姪)がキーパーソンとなっている。
姪っ子は、それまでほとんど面識はなかった。
怪我をして入院した際に急遽連絡がきた。


書類上の手続きは行えても、

金銭管理や

その後の方向性の決定、

資産管理など

すべてを担うことは難しい状況でした。

なるべく

子供達に迷惑をかけたくない

というのは

親の共通の思い

でもあると思います。


元気なうちから

終活を行い、

身辺整理をしている方も聞きます。

人生100年時代。

考えなくてはならないことが

たくさんありそうですね。

それなら

同じ考えるにしても

前向きに

考えていきたいと思っています。



以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!

tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!