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#250 実家の保険、親子で情報共有

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「実家の保険」についてのニュースを紹介したいと思います。

実家の保険、親子で情報共有 名義変更で相続円滑に

実家に住んでいる高齢の親がどんな保険に入っているか知らない」という人は多い。そのままだと親が死亡した時に保険金を受け取り損ねたり、相続の際に苦労したりすることがある。親子が顔を合わせる年末年始などに実家の保険の情報を共有しておくとよい。

生命保険協会が運営する「生命保険契約照会制度」の利用が増えている。親や家族の死亡・認知症でどんな保険に入っているか分からないときに照会できる。2021年度(9カ月)が2690件、22年度は5064件、23年度は5621件。「24年度も前年度を上回るペースで増えている」(同協会)。大半が死亡による問い合わせだ。

1回3000円で法定相続人らが利用できる。戸籍や診断書など所定の書類をそろえて申し込むと協会は加盟各社に調査を依頼、契約の有無を回答する。契約があった会社の欄には○、なければ×がつく。利用者は○がついた会社に連絡し、契約内容の確認や保険金の請求をする。

利用の増加は困っている人の増加の表れでもある。対象は協会加盟の生命保険会社のみ。共済や少額短期保険など対象外だと、家族が保険証券や証書など手掛かりを探し出す必要がある。親が子に契約先や内容を伝えたり書き残したりすれば、探す手間は減るし照会費用もかけずに済む。

親の死後、実家が空き家になることは少なくないが、空き家所有者の約6割が火災保険に未加入という調査もある。空き家の維持には固定資産税や光熱費など平均で年20万~30万円必要とされる。保険を解約して出費を減らす狙いもあるが、空き家は大雨や強風による損害を受けやすく、放火などによる火災のリスクも高い。

まずは会社に契約者の死亡を連絡して名義変更をする。東京海上日動火災保険など大手では、住む人がいれば住宅用の火災保険に入ることができるが、空き家になると通常は事業用の火災保険に入り直す。

空き家を放置すると外壁の落下などで第三者に損害を与える事態も考えられる。賠償責任保険も入っておくと安心だが、空き家は加入不可の会社もある。あいおいニッセイ同和損害保険は事業用の火災保険に賠償責任等補償特約を付加できる。空き家活用(東京・港)と組んで1年だけ加入できる無料の賠償責任保険「空き家いったんあんしん保険」も提供する。

日新火災海上保険とNPO法人空家・空地管理センターが開発した「空き家専用保険」は、同センターの空き家管理サービスに付帯する。月2750円で空き家の管理に加え、損害賠償リスクや火災発生時の周辺への見舞金、解体費も補償する。

2024/12/07 日本経済新聞

たしかに、実家の両親がどんな保険に入っているか知りませんでしたし、気にもしていなかったですね。

生命保険だけでな火災保険など、早めに確認しておいたほうが良さそうですね。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
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