#24 フレイルだいぶ浸透してきていますかね
こんにちは
tatsuyaです。
先週で体制加算の整理が終わりました。
個別加算の移りたいと思っていましたが、個別加算を理解する前に、フレイルのことを整理しておくとなぜその個別対応が必要なのかが理解できると思いました。
そこで個別加算に入る前に、「フレイル」についてについて整理していきたいと思います。
1.フレイルはだいぶ浸透してきていますか?
高齢者や介護を語る上で、重要な用語の一つである「フレイル」。
フレイルとは、病気ではないが、加齢によって心身の虚弱してくることにより「要介護」状態に近づいた状態のことを指します。
健康と要介護の間の状態です。
いわゆる介護の現場であれば要支援の状態とイメージするとよいでしょうか。
2.フレイルの3大要素
①身体的フレイル
②精神的フレイル
③社会的フレイル
(④)口腔機能低下
3大要素に加え、近年では口腔機能の低下もフレイルの重要な因子として捉えられています。
①身体的フレイル
体力の低下、筋力の低下などにより活動性が低くなってきている状態を指します。
②精神的フレイル
認知症、うつ病により活動性が低くなっているときの状態を指します。
③社会的フレイル
孤立、貧困、閉じこもりなど地域との関わりが少なくなっていくときの状態を指します。
これらのことは、退職してこれまでの役割を失った時やパートナーや親しい友人などを失った時など、自身を取り巻く環境の変化によって引き起こされやすいともされています。
加えて、歯が抜けてしまったりして口の中の機能が低下することにより、食べ物を選んで食べなくてはいけなくなることがあります。
栄養が十分にとれないことにより筋力の低下、また友人・家族との会食の機会が減ったりする要因になると考えられることから口腔機能の低下も重要な要素として考えられるようになってきています。
3.まとめ
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は、「フレイルの原因と要素」についてもう少し整理していきたいと思います。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
介護報酬を追い風に、一歩ずつゼンシンしていきましょう。