178日目　脳をバージョンアップする。

さて娘はテストとのことでわたしも彼女の邪魔をしないよう、横で何となく勉強していた。娘は高校の単元、わたしは彼女が過去やらないで放置していた中学の問題集。元々曖昧で脆く繊細な記憶力のため、全然出来ません。ま、こんなもんか、と思ってはいたものの、途中で、いやこれはさすがに変だぞ…と。はっきり言って記憶がぼんやりして認知の歪みもあったりなかったりのため、半分以上目を通して、やっと違和感に気付く有様。

何か…答えを見てあーそっか…的なものがあまりにもない。
わからないなりにも聞いたことがある、というおぼろげな思い出も出てきやしない。
地理、でシリコンバレーだのサンベルトだの見て思う。シリコンバレーって、自分の中学時代にはなかった言葉だよな…わたしの中学時代は、コンピュータ、と言えば宇宙戦艦ヤマトとかの操縦席みたいなイメージで（どんなだ）、黙ってパチパチするものではなく、「なんちゃらかんちゃら、オン！」とか叫びながらするものだったのだ（だからどんなんだよ）。
勿論一般家庭にあるようなものでもなかった。
と、思うと多分こういう問題は自分の現役時にはなかったのだろう。

などと気付いて改めてネットで調べたら。とりあえず歴史に関しては以下のことがわかった（ちなみに気付いたのが鎌倉時代あたりまで進んだところだったため、とりあえずそこまでの範囲で）。

❶仁徳天皇陵→大仙古墳（だいせん、と読むようだ）
❷大和朝廷→ヤマト政権あるいはヤマト王権
❸元寇→蒙古襲来

❶は、古墳ってお墓なのだが、中にいる？のが仁徳天皇じゃないかも？ってことがわたしが大人への階段を登り切ってる間にわかってきたらしい。
❷は、なんかリーダーがいて政治っぽいこともしてたようだが、朝廷、って言う程しっかりガッチリしてなかったとかなんとか。そもそも朝廷の定義もわかってないため、読んでもよくわからなかった。（中学時代ははぁそうすか、と暗記するだけだったもので）
❸元寇も、元＝モンゴル帝国のことで、世界史を習った時に「同じ国かよ！わかりにく！」となるので変わったらしい。思うにどうやら、今時の日本史は昔より外国の話がより多く出てきているみたいだ。

…と、説明せよ、となると相変わらずわかってるんだかわからないんだか曖昧な感じだが。
一応解いたらそれなりにだんだん解けそうな感じになってきた。しかし単純な暗記ではなく、何というか、
問題→答え、ではなく、わたしの場合、
問題（テキスト）→（画像）→答え（テキスト）なので、早押しだと対応できる気がしない。なぜ間に画像が入るのか。それは大河ドラマにいちいち置き換えるからなのだ。芸能人の顔が浮かんでも名前が出てこないように、いちいち「アレだよアレ…」が枕詞として入る。
枕草子作者は？→アレだよアレ、とファーストサマー・ウイカの顔思い出す→清少納言！（なんならセイショウ・ナゴンの方が近い）という感じなのである。ここ3、 4年の記憶は何となく新しいので、平安時代と鎌倉時代はこれでなんか出来た気になった。実際は出来てもいないが、ま、頭がぐるぐると回転してる気がするのでいいとしましょう。

①豚唐揚げとれんこんの甘酢だれ
②くらげきゅうり
③ごはん
④ミニトマト、とレタス
⑤ほうれん草と卵の味噌汁（フリーズドライ）

さて今日は国立大学の前期二次試験なのですが何と！札幌では朝っぱらから人身事故があり、ダイヤが乱れに乱れ、北大やら小樽商大やら、試験開始を二時間繰り下げたそう。娘は受験生ではないが、列車通学なので影響はあり、遅刻する。しかし、普段の学校ならまだしも、受験生、特に地方から来た生徒さんはどれだけ不安だったことか。

弁当は美味しく食べたそう。遅刻者が多く自習の時間もあり、友だちとおしゃべりしながら食べたそうである。