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YESかハイか〇〇〇w(part1)

若かりし頃のおもひで

大学院を修了後、
すぐにはどんな研究をしていけばいいのか、
何をしていいのか分からなかった大学教員になりたての頃。

当然、研究業績や人脈が少ないわけで。

手軽で身近な研究テーマを選びがちではあります。

そんななか、若手同士でサクッと
体育、スポーツに関する共同研究をし、
近場の研究会で発表した時の話。

発表は粛々と進み、
夜の懇親会では、波風立てず、
穏やかに終わると思われた。

しかし、若手同士で部屋に戻るや否や…

ベテラン教員「お前ら!何してんだ!」
若手「(°▽°)?!」
ベテラン教員「こんなとこまで来て、なんですぐ帰るんだ!」
若手「はぁ

そのベテラン教員は一升瓶を抱え、
若手の部屋に乗り込み…

ベテラン教員「お前らっ!YESハイしかないからな!」
若手「ハッハ、ハイッ!」

これで体育軍人の出来上がりですw

その後、部屋ではお酒を飲みつつ
研究発表のこと、懇親会での振る舞い、今後の研究のこと…

本音でいろいろ楽しく学ばせていただきました。

今思えば、
あそこでベテラン教員が部屋に乗り込んで来なければ、
大学教員として独り立ちすることはできなかったかもしれません。

それじゃあ、今の時代、
そんなことを自分たちおじさんが若手にできるかと言われると
なかなかできないわけで…

この場を借りて披露することでしか、
若い人にはお伝えすることができない次第です。

「古臭い」「封建的だ」

このような発想は
時として「古臭い」「封建的だ」
そんな印象を持ってしまうかもしれません。

だが、しかし…

この「YESかハイ」の体育会的な掟は
時として自身を結果的に成長させる言葉でもあります。

つい先日、
その現場に居合わせました。

それはおじさんになろうが、未だ変わりません。。。

同年代とも言える仲間がより年上のおじさんからの
無茶難題に対して

「悪いんだけどやってくれない?」
「(戸惑い)…ハイッ!」

これは現場の状況からすると
誰かがやらなくちゃいけない結構重い責任を伴う急な依頼だったんですが、
即答してくれたことは本当に現場サイドとしては助かるし、
当の本人はいろいろな経験にもなると思われます。

「…ハイ!」と言った仲間はその場で賞賛されてました。

〇〇〇はpart2で。

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