子の学芸会
この間、中学生の子どもの学芸会があったので、行ってきました。
私自身の中学も高校も、合唱コンクールや文化祭はあったけど、劇をする学芸会はなかったので、ほぼ初めてでした。劇の発表は、小学生のときに授業参観の一環であった記憶がある。でも体育館の舞台で生徒たちが作る劇、なんてものは一回も経験がなく、わくわくしながら行きました。
大道具、小道具、衣装、脚本も生徒たちで作った20分ほどの劇でした。
すごいなぁ、と感嘆の声しか出ませんでした。
背景や演出もよく考えて、きちんと「劇」を作っていました。どうすれば観客に伝わるかを生徒たちが考えてやっているのがよくわかりました。
行く前は、チームとしての協力、みんなで一つのものを作り上げることを学ぶためにやっているのだろう…ぐらいで行きました。しかし行ってみると中学生にしてエンターテイメントを作ることの難しさも、学びになっているように思いました。ああいうことを3回もした子どもたちは、お笑い芸人を馬鹿にするようなことはないんじゃないかなぁ、とまで思いました。
いい学びをうちの子どももさせていただけて、ありがたいことです。
見ながら、もう一つ思ったのは
『十二国記』を学芸会の劇でやってほしいなぁ
ということでした。
着物とか背景とか難しいかもしれないけど、絶対映えると思います
(以下ネタバレを含む)
「月の影 影の海」の陽子が蒼猿に向かって
「だまされたっていいんだ!」と叫ぶところ
もしくは「図南の翼」で珠晶が
「(国を背負うなんて)そんなこと、あたしにできるわけないじゃない!」と叫ぶところ
どっちかをやってくれたらめっちゃ感動しそうです。
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