干された新入社員の末路
恐る恐る先輩についていって
席に着くと、一言
「なんか最近、いいじゃん。」
嬉しそうに微笑むド体育会系山本先輩。
私は感極まるものがあり涙が込み上げてきた。
そのときに先輩に心から
今までの自分の仕事に対する姿勢のお詫びと、
そんな自分を見捨てずに実は今まで見守っていてくれたことへの感謝の気持ちを
鼻水と涙をぐしゃぐしゃに垂らしながら伝えた。
それからも先輩は厳しかったけど
段々と同じ目線で仕事の話ができるようにもなり
本当の意味で会社に行くのが楽しくなっていった。
そうして、わたしは調子に乗っていったのだ。
今度は、仕事ができない人のアラが目につくようになっていったのである
シーズン2(新たな地獄)へつづく