見出し画像

人生③¦大学1〜3年生

続きです。今日は大学生(1~3年生)編です。

大学1年生

大学進学を機に私は一人暮らしを始めました。引越しの片付けを両親に手伝ってもらい、大方片付いたところで両親は帰ることに。

「じゃあね。身体に気を付けてね…!」

と母に言われて

「うん、大丈夫よ〜ん!」

なんて返事をして適当に手を振り、玄関ドアを閉め、後ろを振り返った瞬間、堪えていたものが溢れだしました。嗚咽しながら部屋へ戻り椅子に座りました。寂しくて寂しくて涙が止まりませんでした。

すると

《ピンポーン》

インターホンが鳴りました。

私は、「お父さんお母さんが何か用事あって戻ってきてくれたんかな…!?」と嬉しくて、でも涙は見せられないから…と明るめの声で

「はーいー?」

と返事をすると

「こんにちは。NHKです。お時間よろしいでしょうかー?」



はぁ?今??ふざけるのも大概にしてくれ…。

と思ったものの断れず、大丈夫ですよ〜と言って家に上げ、あげくやっぱり契約させられた。受信料高いよ。

そんなスタートでしたが大学生活が始まることに希望はありました。
健康診断の日、同じOT専攻の女の子たち数人で集まって自己紹介をしたことを覚えています。社会不安障害の症状で震えながら自己紹介しました。ドキドキしました。とっても。

地方から大阪の大学に進学したので、
「あぁ〜大阪人怖いんちゃうんか…?」
と怯えながら入学しましたが無事に友達がたくさんできて楽しい大学生活の始まりでした。

そうそう。あのね、思ってたよりみんな柔らかい関西弁で話すんですよ。テレビで観てるようなキツイ感じは全くなかったです。落ち着いた人が多かったから人柄が話し方にも出てたのかもしれませんなぁ…!

1年生の間は基礎的な勉強が多くて、概念とかそういうのばっかりでなんやこれ…と思っていましたが今考えるとこれってすごく大事。OTの基本となる考え方を学びました。

たまに(頻繁に?)爆睡しながら…(◜ᴗ◝ )

大学2年生

2年生に無事進級できた!と喜んだのも束の間、あれが私たちに襲いかかってきました。

それは

新型コロナウイルス

学校にも行けず、友達にも会えず、一人暮らしだった私はひとりぼっちになりました。
ひとりぼっちでご飯を食べて、ひとりぼっちでオンライン講義を受け、ひとりぼっちで散歩をし、ひとりぼっちで買い物をしました。

徐々におかしくなっていったのはこの年の秋頃からです。
コロナ禍で家にずっといることを利用してダイエットをし、8kgほど痩せた私は食べ物に異常に拘るようになりました。

白米や食パンなど、白いものは食べたらダメ

揚げ物は食べたらダメ

お砂糖じゃなくてラカントじゃないとダメ

など…。
自分にたくさんの制限を設けました。
するとやはりその反動が来るのです。

食べたい食べたい食べたい!!!

恐ろしいほどの食欲とともに私は過食するようになりました。

でも太るのは怖い…。

よし、吐いちゃえ

でもなかなかうまく吐けないのです。当然体重は増えていきました。醜い自分が嫌でした。

そして更には

吐けないなら飲み込まなければいいのでは?

という考えになり、チューイング、いわゆる噛み吐きをするようになりました。菓子パンなどを口に入れてよく噛んで味を感じたら黒いポリ袋に吐き出す という行為を毎日のようにしていました。
正直このとき、食べることが楽しいという感情はありませんでした。とにかく食べることが義務であるかのように無になって口に詰め込んでいました。

このままではいけない…!と気づいたのは年末頃。そこで私は適切な量を食べられるように毎食お弁当を買うことにしたのです。すると少し過食が落ち着きました。ときどきまた繰り返してしまうこともありましたが、徐々に普通の食生活を取り戻していきました。

大学生3年生

3年生になってもオンライン講義での学習は続きました。制限は少しずつ緩んではいましたが、私の孤独感は増していました。

朝起きた瞬間から泣いていたり、オンライン講義動画を泣きながら見ていたり、グループワークでも何も発言できなかったり、情けない自分が嫌になりました。

そして3年生になるとゼミの配属が決定しました。ゼミでは論文を読むという課題が出て、私も頑張って読もうとしたのです。でも、読めない。読めないのです。

文字が滑っていく。同じ行を繰り返し読んでしまう。書いてあったことを何も覚えていない。

これはおかしい…と思い、私はついにメンタルクリニックの扉を叩くのです。
ここで直面したのが

「精神科の初診予約全然取れない問題」

です。近所のクリニックは予約1ヶ月待ちでした。そんなに待ってたら私本当におかしくなって手遅れになってしまうよぅ〜と思い、すぐに予約の取れるクリニックを探しました。すると1件見つかったのですぐに行きました。

ここ数ヶ月の私の状況を話すと

「適応障害か軽いうつ状態ですね」

と言われました。
あぁ、やっぱりそうか と思い、素直にお薬を飲んでいると少し落ち着きました。

その後無事に3週間の評価実習にも行くことができました。

もう薬もあるし大丈夫だと思っていました…。
このときは…。


思ったより長くなったのでここまでにします。
ちょっと汚い話とかもあって申し訳ないです〜。
次回4年生編と社会人一年目編行きまっす💪🏻

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?