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スノースクートテクニック3

こんにちは
ご覧頂きありがとうございます
私の名前は大住洋一です

スノースクートライダーとして活動して今シーズンで29年となりました。

ライディング30年目前の今も、十一月の立山バックカントリーを皮切りに毎朝、日の出とともに山々を登っては滑り、午前のうちにはよさそうなスキー場に移動して一時間ほどクルージングを楽しみます。

春になりスキー場がクローズし始めると残雪を狙ったバックカントリーに切り替え六月の立山での雪上スクートキャンプでシーズンを締めくくる生活を続けています。

雪上自転車スノースクート
1990年代フランス生まれ
BMXライダーフランクが
雪で滑りたい
飛びたいと作り上げた
未だ流行ることなく進化中

名前の通り自転車のようなフレームに板が2枚ついている乗り物でありBMXばりのジャンプもビッグなパウダーも!スムーズにターンを行えばスノーボードをハンドルで操作しているようにも見えます。

ゲレンデでも変わり者のスノースクート。「他の人とは違う何か」になれるこのスポーツに魅了されたのが1990年代、10代の後半。
それ以来「滑り続けるためには」ということを一つの軸として自問自答うえいトライアンドエラーで構築してきました。

仲間に恵まれ滑る 
家族に恵まれ滑る
環境に恵まれ滑る
奇妙な雪上自転車で滑る
命を削っても後悔がない瞬間
フォーカスすることをやめたら俯瞰
そしたら意味も持たない時間

ふと、立ち止まって自身のスノースクートライディングを振り返ってみると「ここまでは流石に誰も経験していないだろう」という状況や、もう一度やろうといわれても難しいなと思うチャレンジがあります。

10代でスノースクートに出会い、前述の「滑り続けるためには」を実践すべくそのままスクートショップを立ち上げて30年近く継続しています。

一番の初めは元旦、軽トラ借りて利賀スキー場へ 山頂シングルリフトで埋もれながら大興奮スノースクートだった自分が、ついには剱岳の山頂から仲間とドロップインすることになり。
変わった店が出来るということでNHKさんがオープンまで密着取材してくれた2坪のお店も今ではスケートパーク併設の四階建てビルになりました。

自分が変わる
周りが変わる
ステージが上がる
最初のあの日のように
楽しめるか

そこで思うことは山を登って斜面を滑ることと、日々の生活アレコレは似ていることがあり、やり込むことで気づくこと。周囲との調和、自我からの解放。ときには占いから量子力学まで思い描きライドする経験、それらを対話できる友。

滑り続ける事で得た体験を書き綴り、スノースクートを楽しんでいる方から未体験の方まで共感ワクワクしてもらえたら。一本でも雪面にスクートのラインが増えるのなら・・!

愛してやまないこのスポーツへの恩返しになるのではないかと 今シーズンは雪山に向かう車内に小さなキーボードを持ち込むことにしました。

今までは個人的な感動や葛藤だったことも、天候の回復を待つ時間、狙ったラインを滑り降りた後の高揚感などをその場で書き留めることが出来そうです。

そんな自分の心から湧き上がった言葉をあとで少し見直して
「スクートテクニック3」(俺ノリの)
というテーマでスノースクートの楽しさテクニックやノウハウ、嬉しい苦うええ経験を公開させて頂きます。

滑ることが好きすぎる方も、固っ苦しい理屈より温泉とビールが楽しみでゲレンデに向かう方も。

気軽な気持ちでお付き合いくださると嬉しいです。

2025年 一月
大住 洋一

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