ガーデン・ハックルベリーをジャムにしてみた
ぷらすです。
この記事にも載せたんですが
お隣さんから苗を頂いて植えた謎のベリー。
お隣さんは「グズベリー」と呼んでましたが、グーグルで名前を検索しても一向にヒットしなかったんですよね。
8月くらいに実が緑から黒になったので「熟したのかな?」と思い、試しに一つ摘まんでみたら、強烈な渋みが口に広がったので、まだ熟してないのかしらんとそのまま放置。
で、畑仕舞いの時も一応この謎ベリーだけは抜かずに残しておいたわけです。
で、今朝そのことを思い出し、さすがにそろそろ熟しただろうと黒くなった実を収穫していたらお隣さんとお会いして、お話を伺ったところ「このグズベリ―はアクが凄くて生食は出来ない」と。
重曹でアク抜きしてからジャムにして食べるのだと教えて貰い(重曹も分けて頂いた)、さらにお隣さんが植えてたけど、今年はもう抜いちゃうからとまだ付いていたグズベリ―の苗からも実を分けて貰ったので、早速ジャムを作ることにしました。
で、その前に一応ネットで検索しようとしたら前述したように「グズベリ―」ではまったくヒットせず、「ベリー 渋い」で検索して出てきたのが「ガーデン・ハックルベリー」という名前。
画像を見る限り、どうやらこの名前で間違いないようです。
ちなみに、このガーデン・ハックルベリーは、ナス科のイヌホオズキの一種で、名前にベリーとついているので当然いちごやブルーベリーの仲間だろうと思ったらまったくの別物だそう。
実はこの植物はナス科のお野菜でナスやトマトやジャガイモの仲間なのだそうです。(言われてみれば木じゃなく草だった!)
さらに読み進めていくとかなり気になる記述が。
*以下、食品安全委員会のQ&Aより引用
未熟果には毒性のあるソラニン類が含まれるとの報告がなされています(※)。現在までにヒトに対しての危害に関する報告は確認されていませんが、専門家からは、熟していない果実を大量に摂取しないよう注意する必要があるとの意見をいただいています。
毒!?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
このソラニン類というのは、ジャガイモの芽とかにも含まれている毒なんだそうです。
ハックルベリーなんて素敵な名前の割に結構ヤベェやつでしたよ!(いや、木の実に成る無毒なハックルベリー自体は別にあるんですけどね)
しかし、同ページにはこんな記述も。
ガーデンハックルベリーは、米国ではかなり一般的に家庭で栽培され、その実をジャムにしたり、パイに入れたりして賞味しているようです
なるほど、アメリカではポピュラーな食材なんですね。
で、完熟の目安は実が付いているガクの部分が茶色くなって実が柔らかくなっていることだそうですよ。
というわけで、以上に事を踏まえてガーデン・ハックルベリーをジャムにしていこうと思います!
ガーデン・ハックルベリーのジャム
まずは実の選別。
畑から採った実とお隣さんの苗から頂いた実は全部で300g近くあったんですが、まだ緑っぽい未成熟な実を避けていった結果、180gまで減ってしまいました。(´・ω・`)
で、この実についてるガクや枝部分を取り除いて流水で綺麗に洗ったら、実が浸るくらいの水を張った鍋に入れて火にかけ、沸騰したら小さじ1/2程度の重曹を入れて中弱火で10分以上煮ます。
重曹を入れた途端、それまで紫ぽかった汁が緑色に!!
これが、アクなんですねー。
10分煮たら、ベリーをざるに移してしっかり水洗い。
緑色のアクがこびり付いた鍋もしっかり洗って、しばしベリーを水に浸します。
10分煮た結果、すっかり柔らかくなったガーデン・ハックルベリー。
薄皮も剥けています。
そしたら、ベリーの水気を切って鍋に移し、半量(今回はベリー180gなので約90g)の砂糖と、お好みの量のレモン汁(1/4~1/2個分程度?)を鍋に入れ、マッシャーなどでベリーをつぶして全体をよく混ぜ合わせてから、中火に掛けます。
砂糖を含んだベリーの汁が沸いてきたら中弱火~弱火にして、全体にトロミがつくまでアクを掬いながら煮詰めます。
その間に煮沸消毒して、しっかり水気を拭き取った密封瓶を用意。
ジャムが煮えて粗熱が取れたらジャムを瓶に移して冷蔵庫で冷やします。
僕が調べたサイトでは煮えた実をミキサーにかけて作ってましたけど、ここはあえて粗く潰して実の感じを残してみましたよ。
ちょっと舐めた感じでは、ほぼ砂糖の甘味とレモンの酸味で、ガーデン・ハックルベリーの味はさほど感じなかったですかね。
まぁ、入れた砂糖とレモンの量を考えれば当然という感じですがw
とりあえず、しっかり冷えたらヨーグルトやトーストと一緒に食べてみようと思います!
ではではー(´∀`)ノシ
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