80年代アニメに出てくるロボットみたいな名前のシチューを作ってみた【レシピ】
ぷらすです。
先週金曜日に放送した「マツコ&有吉のかりそめ天国」に登場したルイジアナ州クレオールの人々の郷土料理ガンボ。
時間的にはほんの一瞬チラッと映っただけですが、「ガンボ」という名前のインパクトに思わずネットでどんな料理か検索してしまいましたよ。
ガンボって……なんかこう、80年代サンライズのロボットアニメのタイトルっぽくないですか?
装甲騎兵ガンボ――みたいな。あらやだ強そう。
まぁガンボは、アンゴラで話されているバントゥー語の方言でオクラのことで、オクラでとろみをつけたスープ料理だからガンボという名前がついたみたいですね。
チキンガンボ(4人前)
材料:
鶏もも肉 1枚(200~300g)
にんじん 1/2本
ピーマン 2個
セロリ 1/2本
玉ねぎ 中1個
ニンニク 3~4片
オクラ 1パック(8~10本程度)
ソーセージ(ウインナー) 適量(4本程度)
長ネギ 5㎝程度
トマト水煮缶 1缶
ケイジャンスパイス 大さじ1
コンソメ(顆粒) 大さじ1
ウスターソース 大さじ1
塩 小さじ1
薄力粉 50g
サラダ油 60㏄
水 500㏄
作り方:
下ごしらえ
人参・ピーマン・玉ねぎ・セロリ・ニンニク・長ネギは粗みじんに、オクラとソーセージは5㎜程度の小口切りに、鶏肉は1口大に、それぞれ切っておく。
1・サラダ油小さじ1を入れたフライパンを火にかけ、温まったら鶏肉とウインナーを入れ、軽く塩コショウを振って表面に焼き目がつくまで焼いたら、皿か容器に取りだしておく。
2・1のフライパンに残りのサラダ油と薄力粉を入れ、焦げ付かない様に混ぜ合わせながら、中弱火で全体が濃いめの茶色になるまで炒めてルーを作る。
3・2のルーに粗みじんに切った野菜を入れて、全体がしんなりするまで炒めたら、鶏モモ&ソーセージとトマトの水煮缶、コンソメとケイジャンスパイス、ウスターソースを入れて分量の水でルーを伸ばす感じに混ぜ合わせたら、蓋をして弱火で20分ほど煮込む。
4・3にオクラを入れたらそのまま5分ほど煮込み、味を観ながら塩を加え味を整えて出来上がり。
ご飯を盛った深めの皿に、出来立てのガンボをたっぷり回しかけてどうぞ!!
ガンボはアメリカ合衆国南部メキシコ湾岸一帯に浸透していて、エビ・カニ・カキなどを使うシーフード・ガンボ、ゆで卵やポーチドエッグを使ったガンボ・ヤヤ、鶏肉を使うチキン・ガンボ、野菜だけで作るガンボ・ザーブなど地域や気候によって様々なバリエーションがあり、また、今回の様にルーを使うシチューバージョン、ルーを使わずオクラのトロミだけで作るスープバージョン、オクラではなくササフラスの葉を乾燥させ粉末にしたフィレ・パウダーを使うバージョンなどなど、地域……というより各家庭によって作り方や味付けが異なる、いわゆる「おふくろの味」的なメニューなのかもしれません。
ただ、どのガンボにも共通しているのが、カレーの様にご飯にかける食べ方で、今回僕が作ったガンボだとルーとオクラのトロミとケイジャンスパイスで、スパイシーなトマトシチューライスみたいな味でした。
カレーとは全然違うけど野菜もたっぷりだし、これはこれで美味しかったですねー。
ただ、作るのも食べるのもこれが初めてなので、果たしてこれで正解か不正解かはよく分からないんですけどねw
ちなみにつけ合わせは、ホウレン草とアスパラとアボカドをバター醤油で炒めてお酒を入れて蒸し焼きにしたホットサラダです。
あと、分量が上手く調整できなくて、結局大盛りで4皿分くらいになってしまったので、余ったガンボは翌朝、冷凍ブロッコリーと一緒に茹でたパスタにかけてガンボ・パスタにして食べました。
ミートソースとナポリタンの間的な味でこれまた美味しかったですねー。
というわけで今回は「何か強そうな名前のシチューを作って食べてみた」でした。
ではではー(´∀`)ノシ