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青空ぷらす
2018年11月14日 22:39
ぷらすです。先月、シャープ株式会社様よりメールを頂きました。シャープさんで発売中のロボット型携帯電話「ロボホン」ロボホンには名作文学を読み上げて、読み聞かせを行う機能(というかサービス?)があるらしいんですが、その中の一本として古典落語の「寿限無」で、僕のマガジン「落語の話」の「テキスト落語 寿限無」を台本に使わせて欲しいという旨の内容でした。もちろん、僕的には何の問題もなくて
2017年3月14日 15:08
昔から、流行り廃りなんて事を言いますが、これは何も人間ばかりじゃなく神仏にもありまして、神様といっても中には有り難くない神様もあります。 疫病神、貧乏神、疱瘡神、死神なんぞは、どうも人には歓迎されません。「どうしたんだい、じれったいねこの人は。 僅かばかりの金を算段に行って出来ずに、ぼんやり帰ってきてどうするんだい!」「だって金がねえってんだからしょうがねえ」「お前ぐらい意気地無しは
2017年1月20日 12:33
子供というものは、赤ん坊の時分は何とも可愛いもので、ちょいとあやしてやってキャッキャと笑ってる顔を見ておりますと、こっちまで幸せな気分になったりするものですね。 ところが、これがだんだん大きくなって、歩気回るようになり言葉や理屈を覚えるようになる。すると、一体どこで覚えてくるんだか、言うことを聞かないんで、こっちが叱っても憎ったらしい屁理屈で返してみたり、そうかと思うと、自分の思い通りになら
2017年1月11日 22:08
「こんちわー、ご隠居いますかーい」「はいはい、おや、誰かと思ったら熊さんじゃないか。まぁお上がりお上がり」「どうも、ご隠居。今日はね、ちょいとお願いがあって来やして」「ほう、 お前さんがアタシに頼みなんて珍しいね。なんだい?」 ご隠居が聞きますと、熊さん珍しく神妙な顔で言います。「他じゃねぇんですがね、実はウチの長屋にオメデタがありやして」「おや! オメデタ。ほう、どういうオメデタ?