AIにFF5の新ジョブを考えさせてみた
皆さんはAIのべりすとというものをご存知でしょうか。
要するに自動で小説などの文章を書いてくれるAIです。
巷では有名な小説の続きや昔話の続きを書いてくれるという事で話題になったものですが、実は小説以外の文章も続きを書いてくれます。
そこで今回このAIのべりすと先生にFF5の新ジョブを考えてもらいました。
ジョブデータの入力
まずは見本となるジョブを入力する必要がありますので、今回は元データとなる情報を「ゲーム完全攻略シリーズ」様の「ファイナルファンタジー5完全攻略」のデータをお借りいたしました。
https://cour89.com/ff5/
こちらはAIのべりすとに入れるために整形したデータの例です。こんな感じの文章でジョブをGBA版の追加ジョブも含めて合計25種のジョブを入力してみました。
さあ果たしてAIのべりすと先生はどんなジョブを考えてくれるのでしょうか!
賢者
なんとFF3であった賢者が復活しました。オリジナルコマンドの詠唱は「魔法を唱える際に詠唱が必要なくなる」との事ですがFF5に魔法の詠唱はないのでFF4の仕様が引き継がれてしまったのですかね。
ステータスは賢者というだけあって魔力が抜群に高く、ジョブも魔法強化の「魔法の威力を上げる」や消費魔力軽減の「使う魔法の魔力消費量を軽減する」等の魔道士のエキスパート感が漂うアビリティで使い勝手が良さそうです。
反面、魔法強化と魔法効果上昇のアビリティはどちらも「魔法の威力を上げる」「魔法の効果を高める」で違いが分からなかったり、詠唱短縮の「魔法を唱えやすくする」の唱えやすさの概念が謎だったり、まだまだAIのべりすと先生に追求すべき事柄はありそうです。
なにげに剣や兜を装備できるのもポイント。ドラクエの賢者的なエッセンスが含まれてるのでしょうか。
竜使い
これは斬新なジョブ!FFには竜騎士は存在しましたが竜使いはなかったので面白そうですね。サンサーラ・ナーガかな?
ジョブ特性のドラゴンでドラゴンと契約でき、オリジナルコマンドの契約では自分と契約したいドラゴンと契約を結べたりと、FF5に新たにドラゴンを使役する概念が加わるそうです。
ジョブの調教では「対象を使役可能にする」とあります。FF5にはドラゴン属のモンスターがたくさん居ますので、使役可能にすると常に操るで使えるコマンドが選べるようになるのだろうかとか、そんな妄想が膨らみますね。ただジョブLv4に命令「対象に指示を出すことができる」とあるのでそれまでは命令も出来ずランダムに行動するとかですとジョブレベルを上げる必要性が大いにありそうです。未熟な竜使いが成長して熟練の竜使いになる瞬間……感動もひと押しなんでしょうね。
他にも気になるのが
ジョブLv2:成長促進「自分の育てた生物の能力を向上させる」
のアビリティ。これは使役したモンスターのステータスをアップさせて強化する効果でしょうか。魔獣使いの操るや放つで出る効果はモンスターのステータス依存ですので、この成長促進でステータスの底上げをすればどんなモンスターも使い勝手が生まれそうで面白そうです。
錬金術師
薬師・砲撃士に次ぐアイテム特化型のジョブが生まれました。オリジナルコマンドの合成は、砲撃師が同名のアビリティを持っていますが錬金術師だけあって様々なアイテムを組み合わせる事が出来ると考えると楽しそうです。
アビリティ一覧に合成ないですけど。
ジョブLv1:錬金「アイテムを合成して新たなアイテムを作り出す」
は基本として、
ジョブLv2:分解「素材同士を分離させて別のアイテムに変える」
ジョブLv3:抽出「素材の成分を取り出して別のアイテムに変換する」
あたりのアビリティは錬金術師っぽさがあっていいですね。ただアイテムを合成するだけではなく既存のアイテムを分離させたり、別のアイテムに変換させたりとアイテムをいじる特性がよりフューチャーされてる印象です。
ジョブLv5:調合はこれまた薬師と同名のアビリティが存在しますが「薬や毒を作る」としか書いてないので薬師のように素材を選んで調合する事は出来ないのでしょうか。となるとやはり餅は餅屋というべきか、薬の事は薬師に任せた方が良さそうですね。その辺のバランス感覚もAIのべりすと先生は培ってそうです。
ステータスが著しく低いので普段の運用は難点ありです。アビリティを習得したらすぐさま別ジョブに変えた方が良さそうですね。
神官
これもまたFFではあまり馴染みのないジョブです。しかしジョブ特性が
「治癒、支援、祝福、祈り」
と4つもありながら結局は
「全ての神聖術を使える」だけというのが悲しい。しかもアビリティ一覧に神聖術がないという始末。
オリジナルコマンドの神降ろしはアビリティ一覧にないので習得できないコマンドとなりますが、その効力は「自らに宿す神の力を降臨させる」。宿っている神の力によって色々な効果が発動する地形タイプのアビリティでしょうか。
一方でアビリティ一覧は守りや治癒に特化した印象を受け、使い勝手が良さそうです。ジョブLv2:ヒールやジョブLv3:プロテクションはMP消費なしで回復できたり障壁を張れたりする忍者の分身タイプのアビリティっぽいですが、序盤で覚えればなかなか使い勝手は良さそうです。
ジョブLv4:レイズデッド「死者すら蘇らせる蘇生技」
はアンデッド属性の味方も蘇生できる技と考えれば、ネクロマンサーの特性「アンデッド」をより活かしやすくなるシナジーが発生しますね。ここに来て相互効果が生まれるとは!
魔法使い
ここに来てツッコミどころのあるジョブが生まれました。いや白魔道士も黒魔道士も居ますけど!どちらも魔法使いですけど!
ジョブ特性:魔法には「あらゆる属性の魔法を使用できる」とありますが、オリジナルコマンドのファイアボールをはじめ、
ジョブLv1:ファイアアロー
ジョブLv2:フレイムランス
ジョブLv3:フレアバースト
とお前絶対に炎魔法しか使えないだろう!?というラインナップ。
きっとジョブ名も魔法使いでなく炎魔道士か何かです。黒魔道士の炎属性特化版と考えれば使えなくはないですが、あまりにも一点突破すぎる性能にあっぱれ。
拳王
ここに来て物理特化、しかもモンク系のジョブが追加されました。
オリジナルコマンド:闘気は
「一定時間HPとMPを除く全ステータスが上昇する」
と使いやすいステータス強化で固くて強くて早くなる三拍子揃ったアビリティですね。
ジョブLv1の闘気はオリジナルコマンドの闘気と同名でありながら「一定時間攻撃力が上昇し、防御力が低下する」と違う効果に。オリジナルコマンドのアビリティを使うために拳王のジョブを選ぶ理由が生まれそうです。
ジョブLv2:打撃「パンチの攻撃力が向上する」
ジョブLv3:連撃「連続した攻撃を繰り出す」
ジョブLv4:カウンター「敵の攻撃を弾き返す」
とモンクを踏襲したようなスキルが習得出来ますが、その流れで突然差し込まれる
ジョブLv5:飛翔「ジャンプ力が上昇」
の存在意義よ。
拳王はジャンプを持ってないので竜騎士と組み合わせる事で強化されるアビリティでしょうかね。竜騎士の前職は拳王だった?
ジョブLv3:連撃「連続した攻撃を繰り出す」
ジョブLv6:ラッシュ「連続で攻撃する」
あたりは効果がかぶってそうな気もしますが、ラッシュになると倍率が強化されたり使い勝手が良くなるのでしょうか。
そして最終的に覚えるジョブLv7:奥義・改
普通の奥義もまだですがその効力は
「自分の最大ステータス値分ダメージを与える」
とステータス依存のダメージとなります。
拳王はステータスが凄まじく高く、素早さはシーフを大幅に上回って60もあるのでその高いステータスを活かしたアビリティ何でしょうね。
総じて全体的にアビリティが強く、特にステータスが強いので最強クラスのジョブとなることでしょう。さすがは王と名乗るだけはある!
まとめ
ここまででAIのべりすとを利用して6つ程ジョブを生成しましたが、ほぼ全てのジョブが本当にあってもおかしくない出来栄えで驚きでした。AIに仕事を奪われるだなんて言われてますが、創作関係の仕事ももうここまで精巧に作れるとなると、今後はAIと二人三脚で創作する時代が来ているのかもしれませんね。
というわけでひとまず今回のジョブ紹介はおしまいです。まだちまちまとジョブを考えて貰っているので、いつの日か溜まったら第二弾もあげるかもしれません。
それではまた!
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