プラケdeサウルス【爬虫類・両生類飼育初心者】

30匹以上のカメ、トカゲ、ヤモリ、カエル、イモリを飼育する40半ばの美容師のおっさんです。

プラケdeサウルス【爬虫類・両生類飼育初心者】

30匹以上のカメ、トカゲ、ヤモリ、カエル、イモリを飼育する40半ばの美容師のおっさんです。

最近の記事

爬虫類は誰にでも懐く

『俺の楽しみを奪うなよ!』 オレは父親を睨みつけながら言い放った。 オレはひとり暮らしをしたことがない。 つまり結婚するまで実家暮らしだった。 2DKに父母オレ妹の4人暮らし お世辞にも広いとは言えないし 当然自分の部屋なんかない プライベート空間はトイレくらい そのたったひとつのプライベート空間ですら 用を足したい家族から『早く出ろ』と促される始末だ。 仕方ないそこはトイレだから… まぁ、中高生の思春期には友達みたいに自分の部屋がほしいとも思ったが

    • エキスパートのアドバイスは参考にならない

      エキスパートは普通の顔してとんでもないことを言ってくる。 自分が何かを購入する時、それに詳しい友人に相談して失敗したことはないだろうか? オレは以前、自転車を買うならママチャリもなんだしなと自分でいろいろ調べてみたところ クロスバイクっていうのが欲しいなと思ってきた。 そこで 『趣味自転車です』な友人に相談したら、クロスバイクなんか買うよりバリバリドロップハンドルのロードバイクを勧められてげんなりしたことがある。 オレはママチャリから少し進化したいだけなのだ。

      • 中級者になりたい

        スキー場には必ず初心者コース、中級者コース、上級者コースがある。 しかしスキーやスノーボードにそういったレベルごとにライセンスがあるわけではない。 言わば自己申告というか、自分のレベルはこれくらいかなぁという自己診断により滑るコースレベルを自分で選ぶわけだ。 もちろん初めはみな初心者コースから始めるわけだが、いつになったら中級者コースに行っていいのだろうか? あっ、もし初心者コースで何不自由なく滑り降りることができるようになったら、次は中級者コースというクッソ真面目な

        • 憧れのリクガメ

          勢いでお迎えした初めての爬虫類、ミシシッピニオイガメのニックを短命で亡くならせてしまった悔しさから しっかり下調べしてからお迎えしたマレーハコガメの2匹、グッチとプラダは下調べの甲斐あってか順調に育っていった。 今さらだが、亀は可愛い。 帰宅する俺を見るなり寄ってきてエサをくれとねだる。 仕事で疲れて自宅に帰ってきた俺は真っ先に愛カメ達に挨拶しながらエサやりするのがルーティンとなった。 昼行性のカメに夜エサやりするのは…みたいな輩もいるがそんな奴らはほっておこう。

          こんもり丸い甲羅とブラックandイエローのカラーが可愛いマレーハコガメ

          人生で初めて飼育した爬虫類、ミシシッピニオイガメのニックがお迎えから3週間ほどで亡くなってしまった俺は もう2度爬虫類なんて、亀なんて飼わない! とはまったく思わなかった。 1度もエサを食べる姿が見れず、なにもできなかった自分に悔しさしかなかった。 たった3週間しか生活をともにできなかったニックの死を経験して ホントなら飼育する前にしなくてはならない、亀についての情報収集を始めた。 当時はインターネットが今ほど普及しておらず、ひたすら本屋で亀の飼育書を読み漁った。

          こんもり丸い甲羅とブラックandイエローのカラーが可愛いマレーハコガメ

          最悪の爬虫類飼育のスタート

          ニックをお迎えしてからというもの 仕事が終わって家に帰るのが楽しみになった 夜寝る前、朝起きた時、夜中にしょんべんで起きた時、ニックの様子を見るのが日課になった 1匹の小さな亀のおかげで、くすんでいた俺の人生は数倍にもキラキラ輝き出したのだ。 泳いでも可愛い、陸地で寝てても可愛い ずっと見てられる 実際家にいる時はずっと見てた すやすや眠る小さなニックを見て ニックを立派に育てるんだと心に誓った しかし俺の爬虫類飼育は、順風満帆どころか 出鼻から問題にぶち

          ミシシッピニオイガメ

          飼う種類は亀 予算は3000円 と決めた俺は改めて、亀コーナーで運命の相手を探し始めた。 予算が決まると選べる種類が絞らてきて あまり大きくなる種類は飼えないし… すると 俺は、ほどなくして運命の相手らしき亀を見つけた。 ミシシッピニオイガメ 500円玉サイズのサイズ感と、ミドリガメやクサガメに比べると甲羅も丸っこいフォルムで可愛らしい。 可愛い中にも、甲羅にはキールと呼ばれる筋状の突起があってかっこよさも兼ね備えている。 黒いのも渋いじゃないか。 しか

          運命の出会い

          爽やか尊師に教えられた総合ペットショップに突撃し めでたくペットショップヴァージンを喪失した俺は 初めて見る珍しい動物たちの虜になっていた。 気づけば時間も忘れ、店内を何周もするうちに ここに来る前にはなかった気持ちが芽生えていた・・・ 『俺もなんか飼いたい・・・』 冷やかし半分でペットショップにきたペットショップヴァージンの俺がこんな気持ちになるとは・・・ どうやら ここでは心を狂わせる見えないチカラが誰しもに働くようだ・・・ このペットショップに何気なく

          芽生え

          タランチュラの出どころを突き止めた俺は、次の休みにそのアジト(総合ペットショップ)へ早速突撃した。 そのペットショップは、なかなか大きくて 電車の線路下に3つのエリアがあって「犬猫館」「熱帯魚館」「小動物・昆虫・爬虫・両生類館」とに分かれていた。 いつも近くで遊んでいたが、こんな大きなペットショップがあるなんてまったく知らなかった。 きっと人間とは興味のない情報は気づかないで生きていけるように、脳ミソができてるに違いない。 俺の中でペットショップの思い出と言ったら

          灯台下暗し

          前回書いた 超個性的な後輩爽やか尊師の話をもう少しだけ・・・ 実をいうと彼は現在美容師をやっていない。 おそらくスタイリストになる前に辞めたんじゃなかったかな? 記憶はあやふやだが 俺は彼とは違う店舗で働いていたのだからしかたあるまい。 では爽やか尊師は現在なにをやってるかって? 九州に移住してガラス作家として活躍している。 まあ当時から自作のアクセサリーとか付けていたし 彼が辞めた後も連絡をとっている先輩に この話を聞いた時も特に驚くこともなく むしろ納得す

          爬虫類との出会いのきっかけとなった人物との出会い・・・

          神奈川県に数店舗展開する美容室に就職して3年目の春・・・ 初めての後輩たちが入社してきた。 なぜ3年目なのかというと 今では美容師になるためには美容専門学校に2年間通うことが法律で義務付けられているのだが、その昔は1年制だったのだ。 俺はその変わり目の世代で、最後の1年制の世代なのである。 だから学年で言う、1っこ下の世代は美容学校を卒業するのに2年間かかることとなる。 俺は渋谷にあるわりと厳しい美容学校に通っていた。 1年間だけと覚悟を決め、何とか厳しい指導に

          爬虫類との出会いのきっかけとなった人物との出会い・・・

          プラケdeサウルスという奴について

          俺は40半ばの美容師である。 美容学校卒業後、10年間同じ店で修行して 今は小さいながらも自分で店をやっている。 席は2席、シャンプー台はひとつ スタッフはおらずシャンプーから最後の仕上げまで、ほぼ自分ひとりでこなすマンツーマンプライベートサロンだ。 ほぼ自分ひとりと書いたのは、たま~に嫁が手伝いに来るからだ。 まあホントにたま~になので、ほぼひとりで店にいることが多い。 だから なんなら嫁がたまに店に来ると怖くてもはや緊張するくらいである。 まあ、そんな話

          プラケdeサウルスという奴について