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所蔵品展@ヤマザキマザック美術館

(訪問日:2020/07/19)

数か月ぶりに友人と会うこととなり、ヤマザキマザック美術館へ行ってきました。
予定されていた「親密派の光と影 ボナールが生きた時代」展は、新型コロナの影響で中止となり、今回は所蔵品展でした。
とはいえ、こちらの美術館は所蔵品も素晴らしいのです。
まずは検温、手の消毒、代表者の氏名を記入して5階展示室へ。

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ロココ時代の作品が並ぶ展示室。
シャンデリア、壁紙も見事です。まるでルーブル美術館のよう。
印象派、抽象派と部屋によって壁紙が違うので、「あ、時代が変わったんだな」と感覚的にもわかります。

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4階展示室には、アール・ヌーヴォーの家具が展示されています。
美しい曲線と、自然をモチーフにした細かい細工。日本の伝統工芸にも通じる美しさ。

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ジャック・グルベールの寄木象嵌の衝立。
木目と木の色をで草花を表現した作品です。

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エミール・ガレの『蜻蛉のテーブル』。
ガレは蜻蛉が好きですよね。ぱっと見、ドラゴンっぽくも見えます。もしくは仮面ライダー(笑)。

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エミール・ガレ、ドームのガラスも展示されていました。
色遣い、装飾ともに素晴らしい美しさ。

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エミール・ガレ『緑色の善良な小市民』。
下の鏡に映るカエルの水かきが可愛らしい。

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エミール・ガレ『アザミ紋花器』。
造花も花器に合わせてあり、おしゃれだなと感心します。

来館者も少なく、とてもゆっくりと鑑賞することができました。
植物学者でもあったガレ。
その観察力と、それをガラスとして再現する才能には本当に驚かされます。

展覧会は2020年11月8日(日)まで開催されています。

美術館へは、地下鉄東山線 新栄駅から直結していますので、アクセスも抜群です。

それでは、素敵な美術散歩を♪


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