FF14 依存の彼と別れるべきかもしれないと思った話6
要介護5
彼がギックリ腰になった
部屋の隣にあるトイレまで15分もかかっていた
何でこのタイミングなんだ
オフ会に行く直前になればよかったのに
内心そう思っていた
仕方なくナイチンゲール精神に切り替える
安静にするしかない
タバコもいつもより吸っていない
腰は相当辛いのだろう
寝ながら呪術廻戦を観て過ごしていた
彼は仮病を使い仕事を休むことがある
一応かばう
たまにだ
なのにぎっくりで仕事を休むなんて
恥ずかしいと言っていた
仮病で休んだ時は平気でゲームをしている
それに比べたらぎっくりなんて正当な理由だ
なにが恥ずかしいのかわからない
ゲームができない日が続いた
ゲームのない日常は
私のストレスを減らしてくれた
彼はゲームをする相手に流されやすい
ゲーム友達が
おすすめしているものがあれば
それを観たり食べたりして絶賛する
私はふと思う
彼らしくない
それを私が否定すると
私を敵にしてゲーム友達を守る体制に入る
VCだけの仲なのに信頼までしている
その相手が女性だと知った時の
ショックときたら
彼の中では友達かもしれない
聞こえてくる彼の話し方、声のトーン、笑う回数
女性がその中にいるのがわかる
女性を相手にしている時は
テンションが高い
私の存在ってなんですか?
あなたの中で私の立ち位置はどこですか?
もしかして私を利用してますか?
不安は苛立ちに変わる
たくさんいる女性の中にいる自分だと錯覚
脳内が大奥と化する
素直に言えばいいものを無気になる
それを今まで繰り返してきた
ゲームすること🟰浮気
そんな思考になっていた
見えない相手に勝手な想像で
勝手に対抗心を燃やしている
一人相撲だ
今考えるととても怖い
あまりにも醜い
余裕がない
ブスだ
彼が他の女性とVCで楽しそうにしている間
私はあなたと一緒にいるのに
楽しむ相手は私ではない
寝室は一緒なのに寝るのはいつも1人だ
悲しくて寂しかった
そんな状況の中オフ会に行かれたのだ
お風呂で何度も泣いた
この感覚は俗に言う重い女ということなのか
こんなこと誰にも聞けない
ゲームをしない彼との生活は
健康的な心を取り戻した
辛そうにしてる姿を見ると
仕返しすることを忘れそうになる
彼がゲームに触れない時間が長いと
私が好きになった時の彼に戻る
心の底からゲームがなくなればいいと思った
一生ゲームなんかしてほしくないと思った