見出し画像

ドブネズミ

たくさんのDMありがとうございました。
これまた全部に返信するのが大変なので、全くお返しできておりません。
申し訳ございません。

皆様からいただいたご意見・ご提案、そして僕自身も熟考(こんなに考えたのは緊急事態宣言中の酒類禁止の時以来)した上で、決めました。

いつものどうでもいい記事は適当に読み流してもらってもいいんですが、
今回はしっかり読んでいただけると幸いです。


まずは結論から。
前回の投稿では「節度を保っていただければ良い」と、半ば許諾した様に書きましたが、やはり

『写真撮影等原則禁止』

といたします。


バールの文化を知り、楽しんでもらう場として、別に写真は必要ない。
写真には写らない美しさがあるから。


正直、写真を撮ることだけが目的の人達が多いタイミングって、殺伐としてるんですよ。
よく言う“グルーヴ”ってやつが、ね。
接客業失格ですが、ここ数ヶ月はご新規さんの目を見て接客が出来ない、という状況が続いておりました。
基本人見知りなんで。
そして、あからさまに態度が悪かったと自覚しております。


でも、ここ数日は「そういう人が入ってこない」という心持ちでいると、とても気持ち良く働けていて、また良いグルーヴを感じられているんですね。
ご新規さんも目線が上がり、自然と我々や常連さんとのコミュニケーションが始まる。
そんな良い循環が生まれ始めているような気がするんです。
バール本来の、コミュニケーションの場という性質をより強められる良い機会を得たように思えています。

今し方申し上げた通り、バールはコミュニケーションの場です。
しっかりと我々お店側との関係性を築いていただいているお客様については、最小限の撮影等は許容しております。
「あそこに行けばあのワインが飲めるらしい」と旅行に出かけて、「常連さんにしか出してないんです」と、あっさり断られた経験、僕もあります。
その時だって僕らは「ですよね!!!」と甘んじて受け入れました。
こちらの記事などでも触れているように、お店に通うことで得られるものがあるというのをご理解いただきたい。

これがとりあえず考えついた落とし所です。
また急に気持ちが変わるかも知れません。
その時は笑ってください。


現実でコミュニケーションとろうぜ!!!


こぼれ話。
この場所に息づく精神として。
ご存知の方もおられると思いますが、この場所はプンテが始まる前はお寿司屋さんでした。
でも、そのお寿司屋さんよりも前、ここは名曲喫茶だった時代があります。
当時はおしゃべり禁止で、音楽(特にマーラー)に集中してもらう空間だったのだとか。
僕にも何か宿っているのかしら。

いいなと思ったら応援しよう!