【659日目】作業療法のトレンド

こんばんは。

作業療法のトレンドがどこにあるのか。

それは医療よりも障害福祉や社会福祉、一般企業の領域。

バリアフリーだとか、障害特性に合わせた環境の整備はどこの人たちもやっているらしい。

ただ、障害の特性ではなくて、個別性に合わせた関わりはあまり出来ていないらしい。

個別性とはつまり、その人の生活に則した活動やその意味や目的とか、要するに『作業』のこと。

『作業』っていうのは究極の個別性なんですね。

そもそも個別性について考えようなんて、一般企業は考えもしない。

そりゃそう。

ビジネスで個別性に合わせたものをやっていたら成り立たない。

何よりも、障害特性+個別性といった視点で見る技術やノウハウはおそらく一般企業にはない。

障がいのある人がどのような生活を送るのか、生活を送るために大切にしていることは何なのか、障がいがある中で生活や大切なことを可能にするための手段の引き出しなど。

でも、作業療法はそれが大前提。

作業療法士は毎日当たり前のようにそれをやっている。

そこに、作業療法士が医療以外の領域で活躍するニーズが隠れているかもしれない。

そんな内容をOTのオンラインイベントで、OTのトップランナーさん達が語っているのを聞いて嬉しく感じました。

また、そこに共感できる心が自分にあることと、そういった最先端の情報にリンクできていることも嬉しいこと。

作業療法の強みを考えるとき、障害特性と個別性を前提に置いた思考を組み立てていけるメソッドを含んだものであることを頭に入れておこうと思います。

ちなみに、作業療法に類似しているものとして思いつくのが、インクルーシブデザイン。

個別性を追求していくにあたって足りてないものは、ダイアローグ。

まだうまく言語化はできませんが、作業療法のことを考えるとその2つが大事なんじゃないかと思ったりします。


本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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それでは、また明日。

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