【1日1文献】加齢に伴う歩行能力低下に対して実行・継続可能性に着目したトレーニング設定が奏効した1症例#歩行能力#加齢#継続性

参考文献:加齢に伴う歩行能力低下に対して実行・継続可能性に着目したトレーニング設定が奏効した1症例
筆者:廣瀬 アヤ坂田 真輔阿部 肇
発行日:2023年
掲載元:第10回 日本予防理学療法学会学術大会
検索方法:Google Scholar

【考察】
骨盤前傾誘導の腸腰筋‐脊柱起立筋CKCで体幹安定性向上を図ると共に、歩幅拡大に寄与するとされる上肢大振り歩行を実行する事で自動的に負荷量増大下での下肢抗重力筋トレが可能になった。 即時効果が得られる方法は筋トレの有効性を示すと共に、患者は改善後の自身を視覚的、体感的にイメージ可能となり、それによる結果予期、効力予期が実行・継続への動機付けと意欲に繋がった。 OKCと比較し簡便で効率が高いとされるCKCをADL内高頻度動作で設定する事で、改善効率の高い筋トレが自然とADL内に取り込まれ習慣化された結果、無理なく長時間実行・継続可能になった事が短期間での歩行能力向上の要因であると考察する。

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsptpsuppl/2.Suppl.No.1/0/2.Suppl.No.1_277/_pdf/-char/ja


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