【1日1文献】日本の作業療法士にとって国際協力に参加する意義 ―国際人道援助団体での活動を振り返り―#国際協力#海外#役割 7 wataru 2023年7月20日 19:55 参考文献:日本の作業療法士にとって国際協力に参加する意義 ―国際人道援助団体での活動を振り返り―筆者:勝田 茜発行日:2019年掲載元:第39回近畿作業療法学会検索方法:インターネットキーワード:国際協力,作業療法,役割【目的】・今回,平和村での活動を報告し,本邦の作業 療法士にとって国際協力に参加することの意義を検討 する.メモ・平和村では,日本で見ることが無い症例と対 面することが多かった.そして,子どもたちはもちろ んスタッフもリハビリの必要性を十分に理解していな い環境で作業療法を実施する必要があった.そのよう な中,活動を実施していくためには結果を出すことが 重要であった.結果とは変化であり,作業療法を実施 することで ADL や運動機能,精神状態に変化するこ とを示した.そのことで作業療法の意義を子ども及び スタッフが理解し協力が得られるようになった.・また, 平和村での活動を通して全身状態を把握する事の重要 性を感じることが多かった.栄養状態が悪い子どもが 転倒した際の骨折のリスクや併存疾患に鎌状赤血球症 を有する子どもの体調管理など,現病の疾患のみでは なく全身状態を把握し検討することが治療の経過を見 通すのに重要であると改めて学んだ.・国際協力の分野 での活動では,日本で知識としても得ており臨床の現 場でも実行しているはずの他職種とのコミュニケー ションや全身状態の把握,疾患の理解など基本的なこ とを改めて必要と感じ実施するために試行錯誤した. ・今後,本邦の作業療法士には地域など活動の場が広 がることが予想される.・従来とは異なる環境で,本来 の作業療法士としての役割を発揮できる能力が求めら れる.・国際協力の分野で経験を積むことは,今後の日 本の社会で活動する上でも役立つと考える.参考URL:http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/O4-2.pdf ダウンロード copy #海外 #作業療法士 #活動 #国際協力 #役割 #作業療法 #文献 #平和村 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート