【1日1文献】自尊心を尊重した環境設定と関わりにより尿失禁と BPSD である不適切な行動が軽減した認知症対象者#認知症#BPSD #環境設定
参考文献:自尊心を尊重した環境設定と関わりにより尿失禁と BPSD である不適切な行動が軽減した認知症対象者
筆者:平松 凌(OT)1),西田 斉二
発行日:2019年
掲載元:第39回近畿作業療法学会
検索方法:インターネット
キーワード:認知症,BPSD,環境設定
【はじめに】
・BPSD である社会的に不適切な行動が顕 在化していた対象者に,自尊心を尊重する関わりと環 境設定を行った.
・結果,尿失禁とそれに続く不適切な 行動の減少が観られた.この経過について考察を踏ま え報告する.
メモ
・加藤伸司 (2006)は「認知症の人は排泄の失敗を隠そうと取り 繕う行為があるためプライドや羞恥心を傷つけないよ うにさらに細やかな気配りが必要」と述べている.
・他職種との連携を働きかけ,環境調整や声かけ,誘導 の方法を工夫して,対象者が自尊心を配慮されている と感じられるように関わることが OT の役割として 重要と考える
参考URL:
http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/O1-4.pdf