【1日1事例】当院における訪問リハビリテーション終了者の傾向 #訪問リハ日rテーション #利用期間 #日常生活自立度

参考文献:当院における訪問リハビリテーション終了者の傾向
筆者:國嶋 敦子, 臼井 友乃, 山本 成良, 小寺 孝拓, 三村 恵子, 山浦 蓮華, 秋田 大輔
発行日:2021年
掲載元:理学療法学Supplement Vol.48 Suppl. No.1 (第55回日本理学療法学術大会 抄録集)
検索方法:インターネット
キーワード:訪問リハビリテーション、期間、日常生活自立度
【はじめに・目的】
・訪問リハの終了にはさまざまな障壁があり、期間が延長される傾向にある
・訪問リハ利用期間に影響する因子を明らかにし、適切な訪問リハ提供期間や介入方針を見直すことを目的に、当院訪問リハ修了者の分析を行った。
【方法】
・対象は、2010年4月1日から2020年3月31日までの期間に当院訪問リハを利用された234名。
・対象者の年齢、性別、要介護度、訪問リハ対象となる主病名、合併症、障害高齢者の日常生活自立度、認知症高齢者の日常生活自立度、在院日数、訪問リハ利用期間と終了理由を訪問記録より収集した
【結果】
・訪問リハ利用期間延長に影響する因子については、寝たきり度、認知症、終了理由の3項目が抽出された。
・終了理由は良好郡120名、不良郡99名であり、半年以内での利用期間においては良好郡が優位に多かった。
・男性群では寝たきり度、終了理由の2項目が、女性群では認知度、開始年齢の2項目が利用期間延長の影響因子として抽出された。
【結論】
・寝たきり度や認知症の十度化は、先行研究と同様に利用期間の長期化に繋がっていた。
・男女で、影響因子に相違があり、家庭内役割、趣味・娯楽の有無及び社会との交流度合いなどに関連することが推察された。
・半年以内では終了理由の有効郡が優位に多いことから、訪問リハの見直し時期に適する可能性が示唆された。


参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/48S1/0/48S1_B-194_1/_pdf/-char/ja

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