【1日1文献】対人刺激に過敏な統合失調症患者に対するショートケアにおける 個別性を重視した作業療法介入の重要性#統合失調症#地域生活#個別介入

参考文献:対人刺激に過敏な統合失調症患者に対するショートケアにおける 個別性を重視した作業療法介入の重要性
筆者:神志那 武(OT)1)3),木村 敦(MD)1),青山 慎介(MD)1),橋本 健志(MD)2
発行日:2019年
掲載元:第39回近畿作業療法学会
検索方法:インターネット
キーワード:統合失調症,地域生活,(個別介入)

【はじめに】
・ 窪田彰(2018)は,外来には通うが自閉 的生活を送る患者への働きかけの必要性を述べている. 
・デイケアやショートケア(以下,SC)は支援の1つで あるが,利用中断が課題である.
・渡辺厚彦ら(2010) は利用中断した統合失調症患者は不安や緊張が強かっ たと報告し,納戸昌子(2003)は強い対人緊張や被害 的になりやすい等により,集団適応が難しい場合は個 別支援も重要と述べているが,具体的な介入方法や経 過に関する報告はほとんどない.

メモ
・今回,対人刺激に過敏で通所施設の利用中断 を繰り返し,自閉的生活を送っていた事例が,精神症 状の悪化なく,主観評価が向上し,他者と共に過ご せ,地活にも参加が拡がった.
・これは,主治医による 薬物調整等に加え,対人刺激が少ない小規模 SC で, 声かけや助言,環境調整により,段階的に他者に慣れ ることができた結果であると考えられ,対人刺激に過 敏な統合失調症患者には個別性を重視した介入が重要 であると示唆された

参考URL:
http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/O3-2.pdf 

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