【860目】スポーツセンターと作業療法士
こんばんは。
最近は仕事終わりに区のスポーツセンターに通い、ちょこっと筋トレをしております。
本日も汗を流してきました。
ようやく筋トレのルーティンが出来て一安心しております。
さて、訪問で担当している利用者さんで、運動のニーズがありスポーツセンターに通うことも夢ではなさそうな方がいらっしゃいます。
僕なんかとのリハビリを週に1回自宅内で行うよりも、公共のサービスを利用して運動の機会を創出することが出来るのであれば、それが一番いいことだろうと僕は考えております。
東京都には障害者総合スポーツセンターという障害のある方でも利用しやすい施設もちゃんとあるのですが、都内に2つしかないため通うのがなかなか難しいんです。
ちなみに障害者スポーツセンターが1つの都道府県に2つあるだけでも貴重で、それはありがたいことではあるのですが当然足りておりません。
そんな訳で、その利用者さんには僕が通っている一般の区のスポーツセンターはどうかと考えました。
僕がスポーツセンターを利用して見ている感じ、ちょっとだけスタッフの手を借りたり、やり方を工夫すれば利用できそうです。
で、実際に障害のある方が利用しても大丈夫かどうかをスポーツセンターのスタッフさんに聞いてきました。
答えは前向きなOKで、実際に利用されている方もちらほらいるとのこと。
車椅子のまま使用可能なマシーンを紹介してくれたり、どの程度まで援助することが可能なのかも教えてくれました。
1回見学だけでも全然オッケーですよと。
嬉しかったです。
実際に利用者さんに通ってもらうとした際の課題としては、導入時に障害特性に合わせたマシーンの使い方の確認や設定、スタッフさんにお願いする援助方法や業務オペレーションとの擦り合わせでしょうか。
そういうのが得意なのはやはりリハビリ職で、特に作業療法士です。
一般のスポーツセンターに作業療法士がいればいいのにって心底思いました。
ダメもとでリハビリ職がいたり派遣で来たりしないか聞きましたが、やはりいませんでした。
なんなら、「リハビリ職っていうのは病院とかにいる人なんですよ」って説明された。
これは悲しかったこと。
そういう認識が普通だろうし、実際多いのは病院だから仕方ないですけどね。
ああ、でも悔しい。
こういうとき、本当に悔しい。
なんでもっと地域にリハビリ職が、作業療法士がいないんだろう。
リハビリの知識を持った人がスポーツセンターに居てくれるだけで、例えば障害のある介護保険適応外の人が通える運動の場が増えるのに。
障害のある人だけじゃなくて高齢の方でも、安全に行う方法のアドバイスをしたりできるのに。
そうして健康寿命が伸びて医療費の抑制に貢献できれば社会にとってもいいはずなのに。
いまのところ、そうやって国が推し進めているのが介護予防教室などへのリハビリ職の派遣か。
それがもっと公共の場にも広がっていくことを願っております。
いや、願うばかりじゃなくて。
先日の地域ケア会議みたいなものに参加できる機会をもっと増やして、少しでも働きかけられるような状態を目指していきたい。
〜 YWTでまとめ 〜
Y:スポーツセンターで障害のある方でも利用できるかを聞いた。
W:前向きなOKで嬉しかった。リハビリ職は病院にいるものだと思われていて悔しかった。
T:こういった事例は忘れない。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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それでは、また明日。
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