カレーの玉ねぎはBassである
私的、世界三代女優
松たか子さん
竹内結子さん
菅野美穂さん
いやぁ、ショックでした。
憧れの女性、1度お会いしてみたかった。
好きな女性のタイプは?って聞かれたら、とりあえず外見は、松たか子と竹内結子って答えがち。
清純そうな人がタイプみたいです。あと育ちが良さそうな人。
自分が、いわゆるお嬢っぽい人に惹かれるのって無い物ねだりかも知れません。育ちがいい人に憧れている。
前置きが長〜くなりました
この前クラウドファンディングのリターンで、カレーのスパイスキットを制作しました。
沢山の人に送りつけました。
絶対美味しく作ってくれますようにー!!と願い、初めてカレーのレシピ映像を撮ったのですよ。
そしたらびっくりするぐらい長尺になっちゃって、こんなの誰が見るねん!って…
編集でなるべく簡潔にして30分ぐらいにはなりました。
しかも映像の大部分が、玉ねぎ炒めを説明、解説しているっていう最高な映像なんですよこれが!笑
いや〜、気合いれすぎてしまった。。。
でもね、ここまで丁寧にカレーベース作りのノウハウを解説した映像はあまりないんじゃないかと思うので、特にスパイスから作るカレー初心者の方には有益な映像なんじゃないかと思うので
是非これを見てステキな玉ねぎ炒めライフを送って欲しいなと思います。
この映像はくし切り玉ねぎ使用だけど、みじん切り、薄切りにしてもこの手法を基本に玉ねぎを炒めてカレーベースを作ればとりあえず失敗はしないでしょう。
でも玉ねぎの処理の仕方ってまだまだ沢山ある。
どんだけあんの!って話
僕が使う手法をいくつかあげます。
ここからは科学的根拠のない僕の感覚的な話が中心になるので良い子は信じないで下さい
見解に対するクレーム、ご指摘、受け付けます。ぜひ教えて下さいませ。
・適量の油で炒める(玉ねぎ250〜300gに対し、大さじ3、4程度の油)
一番よく見るレシピ的な分量。スタンダードな感じですね。油量も多すぎず誰からも好かれるやつ。
・多めの油で揚げ炒め(玉ねぎ250〜300に対し、油100cc程度)
油が多いと鍋中の温度が高温になりやすい(100度超えしやすい)それによって引き出される風味、旨味の質は変わると思います。あと油が多いと濃厚に感じる。一口目、美味い!って感じやすい。油は美味い。
霜降りカルビを一口目に食べた時のパンチのある美味さってあるじゃない?
上記2パターンに対して、みじん切り、粗みじん切り、繊維に沿ってスライス、繊維を断ち切る方向でスライス、ミキサーでペースト等、どれかのパターンを用いるわけだ。
仕上がりの玉ねぎの形をどう残すか、舌触りをどうするかでもあるし、玉ねぎの形状によって火の入り方が違う。焦げ付き具合も変わる。
コゲつかせるか、させないか
それによって引き出される風味や旨味の質も違うと思うんだな。
更には弱火でじっくりなのか、強火で短時間なのか、火加減でも大いに変わる。
もうね、要因が多い。沼です。
そういえば、カレー伝道師こと渡辺玲さんのレシピ映像は丁寧に解説してくれていてよく見ておりました。説明がたくさんでわかりやすいです!オススメ!
こちらの映像は油多めで炒めるパターンですね。北インドのリッチ系な料理。揚げ炒めに近い感じと説明されていますね。
・スライスした玉ねぎをフライドオニオンにしてから粉砕orペーストにしてグレーヴィー作りの途中で加える
フライドオニオン方式は、北インドのレシピ、ムスリム系のレシピを探すとよく目にしますね。
一口にフライドオニオンと言っても、揚げる油の温度、フライド具合で旨味や香りの質が全然変わる。これもコントロールがなかなか難しいなと思っております。 量、揚げ具合によっては玉ねぎが強くなり過ぎてしまいがち。
・蒸し煮
この手法を用いて飴色玉ねぎのペーストを作り、いくつもの種類のカレーを作り分けているお店やレストランは多いんじゃないかと予測。
水野仁輔さんがとてもわかりやすく大量調理向けの玉ねぎの蒸し煮の方法を紹介してくれています。
これを初めて見たとき、油を用いなくても飴色の玉ねぎが作れてしまうというのにはびっくりしました。要はメイラード反応を起こせれば良いということでしょうかね。油を使わなくても単純なメイラード反応は起こせる。
丁寧に解説してくれています。
自分も大量調理の時にこの手法を使う時もあるし、蒸してドロドロにしてから油を加えて炒めに入る場合もあったり。どちらにしろ大量調理の時間短縮になります。
似たようなものだと、インネパ店のカレー屋界隈では「ボイルドオニオングレイヴィー」を使い、いくつものバリエーションのカレーを作っていることが多いって話も聞いたことがあります。(そうじゃない店もあると思うけど!)
どのカレー食べてもなんか似たような味だなって思う店、あるよね。
ボイルドオニオングレイヴィーに触れた見解を、先日「30分チキン」のレシピでめちゃくちゃバズっていたイナダシュンスケさんが過去にブログに書いています。
これはとても面白い記事です
ちなみにインネパ店とは↓
こちらの記事を読めば日本にありふれたインドカレー屋さんの秘密がわかる!
もちもちの大きいナン!
クリーミーで甘みの強いバターチキンカレー!
オレンジ色ドレッシングのサラダ!
定番ですよね。
カレー系ライターとして界隈から信頼されている田嶋章博さんによる記事です。
なんと先日、冷蔵庫クラウドファンディングがビックサクセスした話がきっかけで、田嶋さんに取材して頂いたのでした。
自分が東洋経済オンラインの記事に。
まさかのビジネス誌デビューしてしまったベーシストでした。
ありがとうございました!🙏🏼
あー、話が脱線しまくり…
玉ねぎ炒めの方法、僕が用いるのはザックリとこんな所でしょうか。
あと欧風カレー系だと、じっくり弱火で長時間かけて炒めるみたいなパターンが多いのかな。やっぱり丁寧にやるとフレンチとかイタリアンの上品なソース寄りになるイメージ。
日本No.1王者に輝くカレー屋、荻窪のトマトは、玉ねぎをオーブンも使って火入れしているとか。
レシピにある「玉ねぎを炒める」
たったこの一言で済まされてしまいがちだが、一流の人は、切り方、火の入れ方、時間、様々な要素や技術をコントロールして作るカレーに合わせて玉ねぎを調理していると思うんだな。
ここでやっと記事タイトルの話になります。
前置きがなげえ…
カレーの玉ねぎはBassである
はい、おれのベースかっこいい笑
楽曲におけるベースは、トップのメロディー、真ん中のコードやハーモニー、底辺を担うリズム、全てを馴染ませてまとめる役割があり、目立たない縁の下の力持ちの時もあれば、時には主張したり主役になる瞬間もある。
音楽ジャンルや周りの演奏に合わせて変幻自在、千変万化、実は裏で楽曲がどう転ぶかの実権を握っている。
ベースがどう演奏するかによって、ロック、ポップス、ジャズ、ブルース、ブラックミュージック等、様々な音楽ジャンルのフィーリングを楽曲に纏わせる事ができるのね。
一流のベーシストであればあるほど、楽曲をコントロールする事ができるし、他パートを引き立てたりする事もできる。
玉ねぎもどう使うかで、どのスパイスを引き立たせるか、誰を主役にするか、旨味とスパイス感のバランス、カレーの方向性を決めてしまう重要なポジション。
カレーにおける玉ねぎと音楽におけるベース、目立たないけど支配権を握っているんですよね〜
そんな誰にも理解してもらえそうな見解をずっと持っていたのですが、先ほども紹介したイナダシュンスケ氏が、Twitterでこんなリプを下さった。
我が国における南インド料理の発展に寄与したインド料理業界の重要人物が、玉ねぎはBassだと。
と言うことで、僕は今後この記事タイトルを堂々と主張するぞ!
ぼくはベーシスト。
と同時に、タマネギストになりたい。
ベーシストであるからには、玉ねぎを自由自在に扱える男になりたい。
あわよくば女性も…
育ちの良さそうな清純派を…!
いや、それは無理か…
なぜバンドで問題起こすのだいたいベースなのか
真面目にやっているベーシストに失礼な中身のない記事
何も問題起こさず活動している方々にとってこんな記事は迷惑でしかない
本人の問題であって、他パートでも問題を起こすやつはいる
しっかり統計をとって見たわけでもないだろ!
問題を起こすのは圧倒的にボーカリスト(笑)
etc...
だいたいベースとは…??
ミュージシャン界隈でもクソ記事として話題となっております。
僕からしても記事の内容が偏見の塊だと思うし、こんな印象操作をされたら業務妨害ですね。
週間女性PRIME様、記事を削除、謝罪してくれませんか?
もしくは、
「なぜカレー沼にハマるのはだいたいベースなのか」
に、書き換えさせてください。
我々はカレーが好きなだけです。
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