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一点集中ができない
集中力がありません。
ひとつのことをずーっとやり続ける、ということができない。
たとえばこれはスマホの使い方にも顕著に現れていまして、noteのテキストでも開くかぁ……と下書きを少し書いて、しゃあアマゾンプライムでも開くかぁ……と『ODD TAXI』を5分くらい視て、auPAYの残高の確認でもするかぁ……とローソンのクーポンをゲットして、そういえば花*花って今も活動しているのだろうかと気になってWikipediaを調べて、Twitterをちょっとだけ見て、また『ODD TAXI』を5分くらい視て、auPAYの他のクーポンの確認をして、やっと再びnoteのページを開きました。
右往左往しすぎですな。でも、そうしないと書けないのです。世の中には、一点集中型の人と同時進行型の人がいるといわれていますが、それでいえばおそらく同時進行型なのかもしれません。
かといって、自分がマルチタスクが得意かというと、てんで苦手なのですが……。
朝、メガネを拭いて、替えのマスクを鞄に入れて、机を片付けて、部屋に消臭スプレーを掛けて、スマホの充電をフルにして、トイレに行って、ゴミ箱の袋を括って、ペットボトルの水を冷蔵庫に入れておく。
1週間のうち半分くらいは、これら一連のタスクのどれかをしくじってしまいます。
そのせいで、メガネが汚いまま外出していたり、替えのマスクがなかったり、スマホの充電が20%を切っていたり、駅のトイレに駆け込む羽目になったり、帰ってきた時に水がぬるくなっていたりする。
このタスクのうち、部屋の清掃と机の整理は別に毎日やらなくてもたいして支障はありません。
なので、時間に余裕のある休日に全振りしても良いのですが、そうすると、壁とタンスの間のホコリが気になって、窓を拭くのが後回しになってしまったり、クローゼットで発見したスケボーに乗るドナルドの人形(縄文時代のマクドナルドのハッピーセットのおもちゃ)で遊んでしまったりする。途中で違うことに目が移るんですな。
でも、自分の中ではそれも行程の一部であり、決してサボりではありません。実際に、最終的には窓も拭くし、机もなんとかします。それに天文学的な時間がかかるというだけで。
思えば、これは小さい頃からの癖でした。
まだ幼稚園に上がる少し前のある日、おばあちゃんの家の居間でビデオを視ていました。
なんのビデオだったかは忘れましたが、明確に視たいと意志を持って視ていました。
しかしその傍らには、トミカとレゴブロックがありました。トミカとレゴブロックを弄りながらビデオを視ていた、ということです。
次第に、絵本が読みたい気分になりました。
絵本は2階の部屋の本棚に置いてあります。ビデオを点けたまま、トミカとレゴブロックも放置したままで、その絵本を取って広げて、しばらく読みふけりました。
絵本を片手に居間へと下りると、ビデオはおばあちゃんの手によって強制停止され、地上波のテレビ番組に切り替わっていました。
「あのビデオ視てたのに!」と自分が不満を告げるも、おばあちゃんは「だって、2階に行ったまま帰って来んから、ビデオは飽きたんかと」とそっけない返答。
客観的に考えればおばあちゃんの感覚の方がふつうなのですが、たとえ2階に寄り道したとはいえ、自分の中ではビデオも行程のひとつだったのです。トミカとレゴブロックの遊びも終わっていないので、放置したまま。
さて、これを書いている間に、ブックライフのクーポンのガチャを回し、そういえばスーパーマラドーナの最近の活動はどんな感じなのだろうと思ってググったらユーチューブチャンネルが出てきたのでそれを少し視て、『ODD TAXI』は2話ぶん視ました。
やはり効率はよろしくない。でもずっとこんなんだと思う。
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