投資を始めたきっかけ(コロナ)
2020年3月まで、何不自由なく、のほほーんと生きてきたところに、コロナショック直撃。
株価は暴落し、生活様式も激変。出社制限もかかり、トイレットペーパー一つ買うことにさえも、苦労するようになった。
だが、人類というものはすごいもので、ここまでの環境変化にも適応しつつある。この1年でコロナ前とコロナ後で、世界の様式が劇的に変わった。
自分自身、コロナ前は世界の変化(成長)に対して、関心は薄かったので、漠然と日本はこれからも世界をリードし続ける存在であると思っていた。
しかし、コロナに対する日本政府のフットワークの重さ、コロナ感染報告をFAX使用するなどといったことに対して、「このまま日本で漠然と働いていて大丈夫なのか?」という疑問がわいた。
調べれば、調べるほど、日本の将来が絶望的なことが容易に想像できるようになり、逆に、アメリカのエネルギー量の大きさに対して、強い興味を引き付けられた。大統領選挙であそこまで熱くなれる国なのだ。少なくとも、日本の選挙はあそこまで盛り上がらない。
日本の若者(自分も含めて)は国の将来をなんとなく大丈夫だろうとおもっている。なんとかなるだろうと。
日本はリストラを極力抑え、雇用を守るよう努めているが、アメリカはばっさりとリストラする。雇用者目線で考えると、日本の対応のほうが好ましいが、投資家目線で考えると、アメリカのほうが好ましい。
日本の古き良き大企業社員は腐りきっており、だらだら働き残業代を稼ぐ習慣が根強い。コロナショックが起きても、基本給は保証され、生産性をさらに低下させることで、だらだらと働き続ける。
アメリカは一時的に無職が溢れかえっているが、無職の期間は失業保険で対応し、勢いのある産業に人員を再配置しなおす流れが起きている。
以上から、コロナを受けて、日本の未来を信じることが出来なくなってしまった。コロナを受けて、世界と日本の関係は逆転する未来が目の前にまで差し迫ってしまったように感じた。
そのため、今あるお金は銀行預金として、「現金」で眠らせておくより、リスクをとってでも、世界に投資する必要があると思い至った。
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