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良い職場って何だろう〜某自動車ショールームで学んだこと〜社員編④

こんにちは。

今回は予告通り、”③現場のリーダーの数が少なくなっていたため、OJTやパフォーマンス清掃の練習に支障が出ていた。”という問題点に対して社員となった私がとった対策について書いていきたいと思います。

この職場及び、クリーンスタッフについてのこちらを見てください↓

体制が現状に合っていないという問題点

クリーンスタッフにはサブリーダー・リーダーと昇格制度があると以前お伝えしました。(アルバイト編②の投稿をご覧ください)リーダーになると指導をする役割も担うようになります。新人スタッフに行う現場研修(OJT)やクリーンスタッフの花形業務であるパフォーマンス清掃のトレーニングを行うようになります。私がアルバイトとして入社した時は、リーダー・サブリーダー・平社員ならぬ平クリーンスタッフのバランスが良かったように思いますが、主に学生スタッフの卒業に伴う退職などをがあり、徐々にバランスが悪くなってきました。新人スタッフの定着率の悪さも相まっていたのかもしれません。(社員編②参照)

パフォーマンス清掃のトレーニング、略してPトレのそれまでの体制を説明します。振り付けは全部で3種類ありました。一つの振り付けにつき3人のリーダーから合格をもらわなければなりませんでした。合格がでなければ、お客様の前で披露することはできませんでした。最初の振り付けに合格がでたら、2番目の振り付けを習うという感じでトレーニングを進めてました。私がPトレに参加するようになってからは、リーダーの数が少なくなっていたり、出勤が少ないリーダーがいたため、滞りがでていました。そのため、別のリーダー3人からそれぞれ合格をもらうということが難しくなっていました。さらに、明確な合格基準がなかったため、リーダーによって指導内容が異なったり。「説明がこの人とと、あの人で違うな〜」と感じることもありました。これらがPトレおける問題点です。私が社員となりSV(スーパーバイザー)となってから、これらの現状にそぐわない問題点を解決するために取り組んだことを書いていきます。

リーダーの数が少なくなっていたため、OJTやパフォーマンス清掃の練習に支障が出ていたことと、明確な合格基準がないことなどを同時に解決するためにPトレの方法を変更しました。まず、合格基準を具体的に決め(カウントがきちんと取れている、腕が伸びている、など)、全ての項目にOKのチェックがつけば合格にすることにしました。これによって、指導内容や合格基準にばらつきが出ることなく、パフォーマンスの質を下げることなく、少ないリーダーの数でも合格が出せるような体制になりました。

新しい体制を取り入れると…

このように、以前からの体制に依存し続けることなく、その時の状況や体制に応じた運用方法に変えていかなければ、現場が回らなくなってしまいます。しかし、以前の方法で慣れているスタッフから反感がでてしまうこともあります。人は慣れ親しんでいるものから変えるのは時として抵抗が出てしまいます。今回のPトレに関していうと、リーダーのうち数名が変更前のPトレ方法に慣れていて、質の低下などを理由に意見が出ました。

なので、私は不満をもったリーダー達と打ち合わせをしました。現状の問題点があることと、それらを解消するため、体制を整えるために運用方法の変更が必要であることを説明しました。リーダーたちが不安視していた質の低下を防ぐための対策なども併せて説明しました。また、これ以降も新しい運用方法を思案する際は、長く勤めているスタッフに事前に相談するようにしました。そうすることで、新しい取り組みを実施する際も、不満や反感を持たれにくくなります。

新しい運用などを受け入れがたく思いがちになる一方で、比較的新しく入ってきたスタッフにとっては、現状にそぐわない運用や体制を踏襲し続けることに不満を感じることがあります。既存スタッフにとってはは、長くずっとそれでやってきたので「こんなもんか」と深く考えずに、現状と合っているかなどに配慮せずに続けてしまっていることがあったりするものです(自分自身も含め)。昔からやっていて、これからも続けるべきものだったら続けるべきです。昔からやっているからといって、無条件に続けて行くべきかといったら、そうでもないものもあります。一から新しい方法を取り入れることが必要なこともあります。

コミュニケーションの大切さ

職場が抱える問題点を解消するため、必要な対応をとり、それが原因でスタッフから不満が出た際は、意見を聞くようにしたほうが良いと思います。また、先にも書いたように事前にスタッフに相談すると、自分でも気づけなかった盲点に気づけたり、不満解消に繋がります。

職場の現状に合った運用を整えると、結果的に働きやすい職場になり、離職率を下げることにもつながりますし、スタッフが不満を持ちにくくなります。運用を変更したり、新しいことを取り入れるときには、反感を持たれることもあるので、運用前後に意見を求めるなどコミュニケーションをとることが大事だと思います。有無言わせず、これをやってくださいという指示を出すよりも、コミュニケーションを大切にして意見を聞き入れると、職場が意見を言いやすい環境になります。すると、ミス・不具合があった際に、スタッフが報告してくれるようになります。普段から意見を聞かずに、指示ばかり押し付ける感じにしていると、「どうせ聞いてくれないから、いいか。」と思われて欲しい報告がもらえなくなってしまうかもしれません。コミュニケーションの大切さについては、また改めて投稿できたらと思います。

以上が、”③現場のリーダーの数が少なくなっていたため、OJTやパフォーマンス清掃の練習に支障が出ていた。”という問題点に対して私が行った対策と、必要なコミュニケーションなどです。今回で、社員になってから私が実施したこれら3つの問題点に対する取り組みの説明は終わりです。

次回は、スタッフ育成方法に関して書こうかな、と思ってまとめ中です。

また次回、よろしくお願いいたします☺️

#良い職場 #はたらきやすい職場 #スタッフ管理 #アルバイト #育成 #教育 #研修 #マネジメント

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ぷくぷくマリナ
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