愛ってこんなもん
(2.25 タイトル修正)
先日インスタを眺めていたら、「夫が好きすぎる人の話」っていう投稿がありました。
スマホのホーム画面を夫のピン写真にしてるとか、可愛いお話がいくつかあったんですけど、
その中に「夫が食事している姿が好き」という人がいたんです。
「私の作ったものを食べて生活しているんだなぁと実感できてキュンキュンする」と。
一瞬?マークが浮かんだものの、実際に私が作った料理を彼氏が食べている所を想像して非常に納得しました。
私が作ったものを食べて生活してるって、つまり私が作ったものを糧にして生きている訳です。
ものすごく極端に言うと、私が生かしているってことなんですよ。
つまり、その人の生死を私の手が握っている。
その状態について、いいなぁと思うわけです。
支配、独占欲、背徳感など、その"いいなぁ"と思う気持ちには色んな言葉が当てはまりそうだけど、結局の所それって愛だと思います。
愛って、純粋で綺麗で清らかなものなんかじゃない。もっと利己的で自己中心的で自分本位な感情なんじゃないか。
「恋は下心、愛は真心」なんて言うけど、恋の方がピュアで可愛い感情だと思う。
だって愛は、死と切り離せないものだから。
例えばこんなの
これ、ぜーんぶ愛
こんなに重い恋の歌なんてないのよ。
重い歌は全部愛の歌。
だって愛は重いものだから。
日本って、欧米に比べて愛情表現をしないじゃないですか。だから、愛してるって言葉を日常では滅多に使わない。
恋人にも、好きとは言うけど愛してるとは言いづらい。
だって愛はとてつもなく重いものだからです。
簡単に口にできるものじゃないからです。
これだけ愛の重さを語った上で、私はあえて言います。
彼氏には、私の育てた米と野菜で作った料理だけを食べて、生きててほしいんだよね。