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私と自分について(2)

まだまだ続くよ、自己紹介
ということで、今回は私が患う社会不安障害と
その症状について
お話できればと思います

社会不安障害とは

社会不安障害(社会恐怖症とも呼ばれる)は、
人前での行動や他人との交流に対して過度な不安や恐怖を感じる精神的な障害です。
特に、他人に評価されたり、批判されたりすることに強い恐れを抱くことが特徴です
この障害を持つ人は、日常的な社交的な場面(例えば、会話やプレゼンテーション、パーティーなど)で緊張し、場合によっては身体的な症状(汗をかく、震える、心拍数の増加など)を伴います  

(chatGPTより引用)とのことで、
私の場合は特に電車や映画館などの閉鎖空間で
身体的症状が表れます
所謂パニック発作ですね

折角なので、昔私が書いた映画脚本の中から
その様子を引用してみましょう
具体的な参考になれば


映画脚本『うつわ(仮)』より引用

これが、ほぼ毎日出勤前に起きていることといっていいでしょう
まあ、うんこを漏らす描写がありますが
フィクションですから……
そんな真に受けずに、、、 ねえ?

これは特に症状がひどい例で
電車が一時停止をしてしまい予定外の閉鎖空間が
できてしまった場合です

まず息が詰まり胸のあたりに違和感を覚えます
そこから
「大丈夫!いつもの電車、いつもの時間。
待っていれば必ず動く。
これまでずっとやり過ごしてきたじゃないか!」
「いや、もうだめだ。もう呼吸が止まってしまう。
吐く場所はどこだ。周りの奴ら、邪魔だ、早くドアを開けろ!」
と脳内バトルが始まり、そうすればもうどうしようもありません
頭の中はずっと、う~~~、と轟音が鳴り響き、
いつの間にか力の入ったお腹は上から下から何かを出そうと大騒ぎです

幸い、現実では倒れたり、
嘔吐したりしたことはなく
すぐに頓服の薬を飲んでやり過ごすことに
成功していますが、
今度はそれがトラウマとなって、
次の日や休み明けなどに
前回のような発作は起きやしないか、
今回こそは大丈夫だろうかと
心配になり体が緊張し、手足が痺れてくるのです

職場の皆様にご迷惑をおかけしたこともあります
幸いなことに私の周りにはこのような事情に
とても理解のある方々が多く、
皆様優しい言葉をかけてくださいます

しかし、だからこそ焦る気持ちが増幅します
カンカン照りの夏、時計と睨めっこしながら
競歩のように歩いた初台〜新宿間
ダルダルの服を着た朝帰り
イチャイチャカップルが
コンビニに入っていく様子や、
寝間着のまま大量のゴミを投げ捨てる
家賃が高そうなマンションから出てきた
眼鏡をかけたお姉さんなどを横目に
「何故私はこんなことをしてるんだろう?」
という思いに苛まれる……


いいえ、私は大丈夫です

そんな自分を肯定します

全ての過去、全ての感情
それを経ての現在
だからこその私をこれから構築していこうよ

今ではそんなことを自分に言い聞かせています

気持ちの葛藤、その勝者はどちらになるのか
これからの自分に期待を寄せつつ
さて、今日もいつもの時間、
いつもの電車に乗って職場に向かうとしますか!





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