書痙の方の利き手チェンジ、しないで!
今、右手がほとんど使えないので、左手で書く練習を久しぶりにしているのですが、医師からは、左手はどんどん練習して下さい、と言われています。
(手術済みのため)
でも、手術する何年も前、左手で書くようになってどんどん症状が悪くなったので、そのことについて、書き留めておきます。
20代も終わりのころ、右手で書きにくくイライラするので、左手で書いてみたら、病気そのものがないので、すごく書きやすかった。
書いているうちにどんどんうまくなって、不自由を感じなくなった。
これでちゃんと生きていける、仕事もやっていける、と思っていたのですが3年ぐらい書いている間にやっぱり左手もおかしくなりました。
のちに複数の医師に聞いたところ、書痙が両手に発症する人は患者の1/3位いるそうです。(ジストニア関連の成書にも書かれています)
だから、書痙の皆さん、利き手は変えないでね。
両手を患うと、片手で何とか出来ていたこともできなくなるし、両側の脳の手術は、片側に比べるととてもリスクが高いそうです。
ジストニアは、動作特異性と言われていますが、私の場合、書字以外にパソコンや料理、育児、楽器演奏(ピアノだけでなくドラムも)にもかなり難儀しました。これじゃ八方塞がりだよね。
健側は大事に!