078KOBE×未来言語(2021.3.13)
【078KOBE x 未来言語】未来のコミュニケーションを探るオンラインイベント「未来言語ダンジョン」に参加。
★未来言語ダンジョンとは:
「みない」「きかない」「はなさない」状態で普段とは異なるコミュニケーションにチャレンジする、未来言語のワークショップ型イベント。
「未来言語キット」はイベント前に郵送で届き、開けたい気持ちをグッと堪えて、いざ当日!
はじめましてのメンバー5人でパーティを組み、オンラインでコミュニケーションを取りながらダンジョン(ゲーム)に取り組み、クリアを目指す!
未来言語の主催者、案内人に導かれ、わるたん(兵庫県非公認キャラクター)との戦いへ…(わるたん、初めて知った…)
※078KOBEとのコラボイベントのため、兵庫県のゆるキャラが登場!
・わるたん
http://warutan.net/
★未来言語体験:
ゲーム内では、ローテーションで「みない」「きかない」「はなさない」を体験。
まずは「しりとり」をやってみるも、最初から一部の条件の人に【伝わらない】壁にぶつかる。
壁にぶつかった後、メンバー同士で戦略会議(気づきと振り返り)を行い、どうしたらスムーズなコミュニケーションが取れるか知恵を持ち寄る。
チーム内には実際に耳が聞こえない方も参加されていて、手話・ジェスチャー表現の豊かさに感服。
しりとりの後は、いよいよ本番。
「わるたん」との戦いのダンジョンへ。
未来言語キットのカードを使って、チームで戦う。
ゲームの都度、作戦会議でうまく行ったこと、行かなかったこと、ルール決め、
手話を教わる等、思いつくものを惜しみなく共有し合い、立場が変わると見える景色が変わることを身をもって体験。
想像と体験は違う。見えた景色が増えると気づき、相手がどうしたら助かるか、気づけるものが増えていく。伝える手段も増えていく。
「伝える」「一緒に考えて一つのものを作り上げる」が常に中心にあるので、見知らぬ人同士に一体感が生まれ、クリアした時の喜びはひとしおだった!
楽しく四苦八苦しながら創意工夫しているうちに、あっという間に2時間が経過。
いろいろ考えられ、普段と違う脳が鍛えられた。
★気づき:
・日常では接する機会が少ない「ろう者」の方・手話の方の実体験や普段の伝え方に生で触れることができた(伝え方が豊か。ジェスチャーもメリハリ、具体性があり、わかりやすかった!)
・普段いかに目と声に頼っているかに気づく(見えない時が一番大変だった)
・ゲーム後の振り返り(作戦会議)、再度トライする場があることで、各々の気づきとチームの一体感が増した(取り組んでいるうちにチームビルディングできる)
・見えない・聞こえない・話せない体験をローテーションで一通り体験できることで、お互いの困りごとが見える(日常生活で遭遇した場合の心構えが少しできた)
・案内役がファシリテーターとして入っていて、参加者がスムーズに体験に入れる仕組みになっていて、余計なことを考えずに集中できる環境だった
(知らない人同士だと、最初は戸惑いがち)
・案内役の人が客観的にヒントをくれることでチーム内での気づきが増えた
・誰かに一方的に教わるのではなく、体験を通して楽しく知れる、知りたいと思うことが増える
(なかなか、「見えない」「聞こえない」「話せない」ことを体験する場がないので強制的に楽しみながら体験できる場は貴重)
・コミュニケーションという武器(相互で作るもの・思いやり)を使って、ゲームのクリアにつなげる発想が素敵
数年前に100BANCHで「Braille Neue(点字×カタカナ)」の取り組みを見かけ、「未来言語」のリアルイベントに参加したときも、、この体験はすごい!と思った気持ちを思い出しました。
※さらにパワーアップ、オンライン対応もスムーズでフレキシブルに進んで行ける取り組みなので、体験する人が増えるといいな。
★ 【078KOBE x 未来言語】(今回のイベント)詳細:
↓イベント詳細ページはこちら↓
★未来言語:
今回は078KOBEとのコラボでしたが、単独開催、別のところとのコラボもしているようです。
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