見出し画像

2学期の授業が始動!GISを使ったレポートの作成から

ついに2学期の授業が始まりました!
7月に高校2年生が1年生向けに行ったまちあるきロゲイニング。
コチラの様子は下記リンクよりご覧ください。

株式会社地域科学研究所PUBLIC+チームでは、1学期授業の振り返りと2学期授業の導入、そして、1学期のロゲイニングのレポートを兼ねたアーカイブ作成を行っています。

ロゲイニングのプロセスで整理したまちのロゲイニングポイントや、そのポイント設定に至ったマッピングパーティの内容など、企画する上で気づいたことなどを高校生たちと一緒に整理するところから後半の授業はスタートしています。


ロゲイニングをやってみて分かったことをアンケートから整理するところから。

1学期授業の振り返りをする中で、実際にロゲイニングの企画・設計を行った高校2年生5名に授業の感想を聞いてみました。すると、

  • 佐伯には優しい大人がたくさんいることが分かった

  • 佐伯の気になるお店に家族で行ってみた

など、全員からポジティブな声が挙がりました。また、ロゲイニングに参加した高校1年生約100名のアンケート結果からもポジティブ声が多く挙がりました。

佐伯市に対する興味・関心の変化


高校生にとって知らない場所がたくさんあることが分かります


高校1年生が2年生に進学したら企画・設計に回り、新1年生がロゲイニングでまちの魅力を知る。この取り組みは、来年以降も毎年の恒例行事として取り組むこととなっています。そのために、先生や生徒も入れ替わっていく中で、この取り組みが学校だけで実施可能であることが何よりも重要で、そのための仕組みづくりとしてアーカイブを残し、授業のプロセスを伝えるツールとしての要素も重要です。

アーカイブを残すことで、ロゲイニングの企画・設計のやり方を振り返るだけでなく、去年のロゲイニングスポットがここなら今年は別の場所をロゲイニングスポットにしてみよう、といったブラッシュアップにも生かすことができます。

パソコン教室を編集室に。これまでの取組を高校生自身で「編集」する。

アーカイブの作成はブログ形式で。

アーカイブが簡単に残せるArcgisのstorymaps(ArcGIS StoryMaps)を使用しました。このツールではGISデータと連携させたアーカイブがしやすく、海外でも様々な研究機関や民間企業でも活用されています。毎年ストーリーマップコンテンストも開催されています。

まずはストーリーマップの使い方を学ぶところから。


最初は使い方に戸惑いつつも…


慣れてきたらパパっと扱える世代。


いきなり文字を打ち込まず、ますは何を伝えたいか言語化して整理します。

まとめる要素を整理して、自分たちで言語化をすすめていきます。


また、ロゲイニングスポットとして協力していただいた店舗用にレポートの作成も行いました。レポートを配布することでロゲイニングに協力してくれる店舗を増やしていきたいですね。地域と高校の連携促進の触媒になればと思います。

こちらはCanva(ホーム - Canva)を使用しています。Canvaで簡単にチラシや、動画制作など今回の授業を通して使いこなせるようになってきました。


iPadの操作はお手の物!


完成したアーカイブとレポートが紡ぐ、新たな物語

完成したアーカイブは↓↓からご確認いただけます!

高校生が作ったレポートはこちら!

こちらのレポートを次回11月16日の海外の高校生向けのロゲイニング企画で、協力要請の際に配布する予定です。


いいなと思ったら応援しよう!