【大分県佐伯市豊南高校跡地活用プロジェクト】佐伯杉を使って世界に一つだけのポップアップテーブル&トレイを作ろう!
11/19(日)、大分県佐伯市にある旧豊南高校実験緑地広場にて、佐伯杉を使ったポップアップテーブル&トレーづくりのワークショップを開催いたしました!
「SAIKI-SUGI POPUPTABLE&TRAY」とは?
地域科学研究所のPUBLIC+チームと建築家ミキサトウアーキが共同開発したプロダクト「ポップアップテーブル」。もともと小国杉でブランディングをしている熊本県小国町から始まった杉を使ったDIYプロダクトです。
過去の投稿に「SAIKI-SUGI POPUPTABLE&TRAY」について詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
みんなでポップアップテーブルを作ろう!
よく晴れた秋空の下、広々とした旧豊南高校の実験緑地広場に、次々と参加者がやってきました。
4つの班に分かれ、午前はみんなでポップアップテーブルづくりです。
みんなで共同作業しながら、1つの班で1つのテーブルを作り上げます。
まずは、テーブルの枠づくりです。枠用にカットされた佐伯杉を、土台となる1枚板にボンドを使って貼り付け、ビス打ち機を使い、枠を固定します。
枠の位置がずれないように、慎重にねじを打ち込みます。
次に、作った枠の中に、個性豊かな佐伯杉のピースをはめます。設計図のような見本を参考にしながら、1枚1枚ピースを手作業で貼り付けていきます。
班のメンバーと和気あいあい、楽しそうに語り合いながら作る参加者の方もいれば、真剣に黙々とピースをはめる参加者の方もいました。
全てのピースを貼り付けたらおおよそ完成です。はみ出した部分は建築士会の方によってカットされ、やすりを使ってきれいに仕上げていきます。
そして、最後は用意したテーブルの脚にのせたら、きれいで丈夫なポップアップテーブルの完成です。
4つの班それぞれで、まったく違う柄をしたポップアップテーブルが出来上がりました!
お昼休憩☀
お昼は学校の屋上でお弁当をいただきました。
私は高校生の時、屋上は立ち入り禁止でした。大人になった今、あこがれだった屋上でのお弁当タイムを満喫することができ、とても感動しました…!
世界に一つだけ、自分のトレイを作ろう!
午後は個人ワークショップということで、世界に一つだけのトレイを作ります!
個性豊かな佐伯杉のピースたちの中から、自由に選んでいきます。
どんな模様にしようかな?
どんな色の杉を使おうかな?
参加者の皆さんはワクワクしながら、トレイ作りに夢中になっていました。
ピースをはめて、枠からはみ出した部分は、建築士会の皆さんにカットしていただきます。
1人1人色や模様が違う「世界に一つだけのトレイ」の完成です。
今回のワークショップを終えて
旧豊南高校実験緑地広場では、「ふらっとよこえる まちの縁側」になるような場づくりを目指し、これまでもDIYで農園づくりといった実験的な取り組みを進めてきました。
今回のワークショップを行い、青空の下、地元の子どもたちや大人が集まり、1つのテーブルを囲んで共同作業する様子はまさに、地域の方が集う「ふらっとよこえる まちの縁側」でした。
旧豊南高校実験緑地広場では、民間事業者(個人・団体・企業)のみなさまに実験的に利用していただくために、屋内空間にかかる活用アイデアの自由提案も募集しております。(※屋内空間(旧校舎)は実験利用の対象とはしておりません)
「広場を活用して実験的にやってみたいことがある!」と考えている方はぜひ、以下のURLにて詳細情報をご覧ください。
今後も旧豊南高校跡地のあらゆる活用方法を考え、企画を立案し、地域の方が集う場所にしていきます。