アイデア求む!祖母山麓地域をもっと面白くするには?建築家 伊藤憲吾氏と語ってしゃべるトークイベント
2/23(木)に大分県竹田市にある「神の里交流センター緒環」(以下、緒環)にて、建築家の伊藤憲吾氏と語ってしゃべるトークイベントが開催されました。
今回のイベントは、うまく活用ができていない公共の観光施設「緒環」について、今後どのように活用できるかを地域内外の方々と共に前向きに考え、次の行動に(社会実験企画等に)つなげていくことが目的です。
第一部は、伊藤先生がこれまで出会った地域を面白くしようと奮闘する人たちをご紹介。
地元出身者をひたすら地元に呼び込み、つなげる取り組みをしている地域や、公務員を辞めて自らの生活をありのままさらけ出すようなワークショップやイベントを開催して地域を盛り上げている方などなど…
参加者の皆さんも興味津々のご様子で、伊藤先生のお話を聞いていました。
第二部が始まる前に、参加者の皆さんでお昼休憩。
祖母山麓エリア再生プロジェクトにて生まれた、しいたけ塩を使用したおむすびをいただきました。
しいたけの香りと炊き立てごはんの甘さにお腹が満たされました。
お腹も満たされたところで始まった第二部
第二部では、緒環という施設の今後の方向性、地域でどのようにしていきたいか、伊藤先生と参加者全員で新しい緒環になるためのアイデアを考えていきます。
それはすなわち
新しい緒環、シン・オダマキになるためのアイデアです。
アイデアを考える前に、まずは緒環周辺を視察しました。
緒環のすぐそこで流れる川や大きなイチョウの木、かつては神楽を披露していた場所など、よく見てみると知らない景色がそこにはたくさんありました。
視察を終えた後、クレイジー8で様々なアイデアを書き出し、MOSO企画書により具体的なアイデアの内容やその先の目標、目標を達成するために必要なコト・モノを書き出しました。
MOSO企画書を書き終え、1人ずつ自分が考えたアイデアを皆さんに共有していきます。
祖母山麓の自然を生かしたアイデアや、緒環に訪れるまでの険しい道のりをむしろ講習所と考えたアイデアなどなど…
とてもユニークなアイデアがたくさん生まれました!
最後にどのアイデアにわくわくしたか、参加者同士で投票を行いました。
選ばれたアイデアは…「SOBOフェス」!
地域のおばあちゃんたちが主役で盛り上げる素敵なアイデアでした!
「SOBOフェス」を考えた参加者の方には竹田ならではの景品、鹿の角が贈呈されました。
今回生まれたアイデアをもとに、「シン・オダマキ」につなげていくために社会実験を行う予定です。
地域のことを、現地で考えてアイデアを生み出すような今回のイベントを今後も続けていきます。