ヨガライフ
インドで伝えられているヨガ🧘では、ヨガの八足則(アシュタンガ)から、心身の調和と自己成長を目指すための8つのステップで構成されています。
分かりやすく、以下に簡単に解説します
1. ヤマ (Yama) - 道徳的規律
自分自身と他者に対して誠実であること。暴力を避け、正直であること、物質的欲望を抑えることなどが含まれます。
2. ニヤマ (Niyama) - 自己鍛錬
自分を高めるための日常的な実践。清潔さ、満足感、自己訓練、自己探求、そして献身が中心です。
3. アーサナ (Asana) - ポーズ
ヨガのポーズを指し、体を安定させることによって、心を静め、内面の集中を深めます。柔軟性や体力向上だけでなく、心の安定も促します。
4. プラーナーヤーマ (Pranayama) - 呼吸法
呼吸をコントロールすることで、エネルギー(プラーナ)を操り、心の平静と精神的な集中を高めます。
5. プラティヤハーラ (Pratyahara) - 感覚の制御
外界の刺激から意識を引き離し、内なる平和に集中するステップです。心を乱す要因を排除し、集中力を養います。
6. ダーラナ (Dharana) - 集中
ある対象に心を集中させ続けること。心を一点に集中させることで、雑念を減らし、より深い瞑想の準備をします。
7. ディヤーナ (Dhyana) - 瞑想
深い瞑想状態で、持続的な集中を保つこと。心の静寂を深め、自己と宇宙のつながりを感じることが目的です。
8. サマーディ (Samadhi) - 超意識状態
最終段階で、個人の意識が宇宙の意識と一体化する状態。心が完全に静まり、自己実現に至る瞬間です。
これらは順番に進めていくものですが、日常生活に応じて部分的に取り入れることもできます。
ヨガのアーサナ(ポーズ)やプラーナーヤーマ(呼吸法)は、フィジカルな側面を強調していますが、実際にはそれ以上のものです。これらの実践は、私たちが日々外界に向けがちな意識を、自分自身の内側に向けるための手段でもあります。
アーサナを通じて身体のバランスや柔軟性を保つことは、心の安定にも繋がり、呼吸法はストレスを和らげ、内面的な静けさを育てます。これらを継続して行うことで、自然と自己の内側に目を向ける習慣が身に付き、外部の刺激に惑わされない強さが培われます。
ヨガの実践は、ただの運動ではなく、日常生活におけるライフスタイルの変革を促すものです。外部の影響を減らし、自分の心と身体に集中することで、より深い自己理解や落ち着きが得られ、健全な心と身体が保たれるようになります。
是非、ご自身のヒーリングツールとしてお役立てください。
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