【サッカー】中学生になったら、クラブチームか中学校のサッカー部か悩んでる方へ。
このノートは今小学生高学年くらいのサッカー少年およびスポーツ少年とその子の親御さんが、「僕が息子が中学生になったら、
中学校のサッカー部(部活動)にいくべきか、クラブチームにいくべきか迷っている」という方へ少しでも役に立てばいいなと思って自身の体験談をもとに書いております。
・Jリーグの下部組織や強豪クラブチームにいって試合に出れるかな?
・クラブチームに通うのは、中学校通いながらだとしんどいかな?
・クラブチームへ行くことのメリット・デメリットは何だろう?
・久保君はJクラブ出身だよなー
・Jクラブチームとかクラブチームっていじめがあるって聞くので不安
・中学校のサッカー部でも実力があればプロに行けるかな?
こんな夢あるサッカー少年の悩みに少しでも参考になればと思います。
個人的な見解からいうと、
★可能な限り強いクラブチームへ行くべき★というのが私の考えです。
私自身の経歴をご紹介させていただくと、
Jリーグの下部組織の支部のクラブチームに所属していました。
ラッキーなことに、その時のチームメイトのうち3名がいまだにプロ(Jリーガーとして)で頑張っています。
※もうすぐ30歳になります
さて、話は戻りますが、
あなたがプロになりたいならより強いチームに、それもクラブチームかつできればJリーグの下部組織に所属したほうがいいと思います。
なぜなら、プロになる確率がより高いからです。
そして、上手い人ほどクラブチームに、それもJリーグの下部組織にいるからです。
強いチームに所属することで、いわゆる内申、学校の通信簿以外の指標の評価が高いとされる「全国大会出場」「関東大会出場」「県選抜」「関東選抜」などの結果を手にいれる確率が上がり、
高校進学や大学進学の内申に影響してきますし、
実力さえあれば、中学生にして高校の試合に出場することができるからです。
私の場合も、自分の学年で関東大会に出場したり、
中学3年で高校3年ユースチームの関東大会に出場することができ、非常に貴重な機会をいただき、実力を身につける経験ができました。
これはほかの一般の中学生ではまず経験できない体験となりました。
その相乗効果ではないですが、私の場合は学業成績UPが伴ってきました。
学校の仲間もたくさんできました。すべてにおいて、サッカーでの自信が自分の自信となった気がしてすべてのことがうまくいったのかなって今になって思っております
話はもどりますが、よりレベルの高い環境こそが何より大事だと思います。
そうはいっても、小学生の私は不安に溢れていました。
小学生の時はいわゆる弱小チームに所属していました。
同級生は2人しかいないくて、まともに試合もできない環境。
下級生や他のチームと合同チームを組んでやっと試合ができるレベルでした。
自分がうまいかどうかもわからなかったです。
・クラブチームにいって試合に出れるかな?
・中学校通いながらだとしんどいかな?
・クラブチームチームのメリットは何だろう?
・中学校のサッカー部でも実力があればプロに行けるかな?
・途中で怪我したらどうしよう?
・いじめが多いらしい?
いろいろ悩みますよね。これらの質問への回答はこうです。
・クラブチームにいって試合に出れるかな?
→練習しまくれば、出れると思います。
はじめ60名同級生がいました。しかも、みんなうまい。でも自分の武器はなんなのか、この同級生に勝って試合に出るには何をやらないといけないのかを子どもながらにしてずっと考えて練習をしていました。
その結果、一応キャプテンになるまでになれました。
(私が一番うまいわけではありませんでした。)
出れるまで自分を信じて練習を反復するしかないです。
自分でいうのもあれですが、「努力」はだれかがみてくれています。
結果報われるとそう思っています。
社会人となった今はちょっと「努力がすべて」というのは違うのですが、
若いころ、中学生時の何かをがんばったということは必ずその後の人生で活きてきます。
・中学校通いながらだとしんどいかな?
→正直しんどいです。
中学校の授業が16時に終わってダッシュで家に帰って片道1時間半かけて通ってました。
週3から4回の練習と試合で、ほぼ毎日サッカーしてました。
帰りは終電帰りもざらでした。
中学生には辛い経験ですがこれも大事だと思います。
・クラブチームチームのメリット・デメリットは何だろう?
●メリット
これはまず第一にサッカーのレベルが部活よりも高いという点が一番です。
指導者のレベルも当然高いのではっきり言って部活レベルは遊びレベルと言えるくらい差がつきます。
※もちろん強豪中学校サッカー部もあります
全国大会に出るサッカー部は当然の如く強いですし、地域柄Jリーグの下部組織がない地域の選手が集まってる強い部活もあります!
それ以外だと、
・かっこつけられる(笑)
私の場合、海外遠征で学校を休む。選抜の遠征でやすむ。など
・強豪高校とのパイプがある=進学に有利
強いクラブチームほど先輩がすでに強豪校にいっていたりするので、
高校の強豪サッカー部とのパイプがあったり、試合にスカウトが身に気安くなるので進学に非常に有利です。
●デメリット
・部活動のほうが、学校で仲いい友達ができる
・交通費などお金がかかる
・勉強する時間が少ない
中学校のサッカー部でも実力があればプロに行けるかな?
→行ける可能性はあります。
ただ、これは自主練のレベルだったり、指導者に関係なく自分で課題を見つけ、修正していく、自立した選手でないと難しいと思います。
それほど、サッカー部とクラブチームは中学地点においては差が激しいです。
・大きな怪我したらどうしよう?
→正直、怪我はつきものというかしっかりとケアをしていても起こる可能性はあります。運の問題でもあります。私の場合は幸運にも現役の時に大きなけがはありませんでした。
もしも中学のうち1年もケガでサッカーができない時期があっても、
高校、大学、社会人もサッカークラブ、サッカー人生はあるので本気でプロになりたい人は諦めなければチャンスはあります。
つまり、怪我でサッカーができない期間でもその間にしかできないことを行動できれば将来につながります。
・いじめが多いらしい?
→これは悲しいことですが、多いと思います。
思春期や年頃的にヤンキーとか不良に憧れ、ガチで、タバコ吸ったり、不良の同級生や先輩とつるんだりする人は必ずでてきます。
サッカーは文句のつけようのないくらい上手く、才能のある選手も道を外してしまうこともありました。本当に悲しいですが。
実力主義が、コーチに気に入られてるあいつは許さないとか、些細なことで、くだらないいじめみたいなのはちょこちょこありました。
いじめに関しての見解ですが、
本当にきつかったら、クラブチームをやめてください。
矛盾するようですが、いじめは当然よくないものなので、クラブチームでのいじめが原因で例えば自殺を考えるくらいなら即、チームをやめて違うところでサッカーをしたらいいと思います。サッカーはしょせんサッカーです。
人生において大事かもしれませんが、必ずしも一番ではありません。ましてはどこでもできることがサッカーの最大の魅力なのです。それくらいサッカーはワールドワイドです。極端な話どこからでもプロになることができます。いまでは、タイ、カンボジアなど日本ではプロになれなかった人が東南アジアでプロになり、日本のJ2プレーヤーよりもいい給料をもらっているひともいます。
以上、小学生の私が不安に思った点です。
中学校には家庭環境や学校での仲間、いろいろサッカー以外でつまづくことや誘惑があります。
自分ではどうしようもないことも起こる可能性はあります。
そんな中でも私はプロになりたいんだという強い思いを持ち続けることが何よりも大事です。
偉そうに言ってますが、私はプロになれなかった人間です。
ですが、そこそこのレベルでサッカーを素晴らしい仲間とやれたという自負はあります。
そしてそれは、人生において、とてもとても大事な経験になります。
クラブチームに行くことがすべてでは全くないですが、私の経験からいく方がいいと思います。
一般論に近い意見ですが、
若いうちは本気で打ち込めることに、夢に一生懸命に取り組んでほしいと思います。それが絶対に人生にとってプラスになります。
サッカーが好きならなおさら。
プロサッカー選手になりたかったら、クラブチームがおすすめです。
今日はこんなところで終わりにしたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?