力のベクトル
これからの時代、自宅でのトレーニングも必要になってきますが、筋トレなどに関しては『負荷の問題』とうのもあります。
しかし、ダンベルやマシーンなどがなくても、自体重でも十分に
”良い身体”(見た目も機能も)
を作っていくことはできます。
ただ、あるツールがあれば、ある場面ではもっと効果的にできると思います。
力のベクトル
筋肉に張りを出したい時や筋肥大的なトレーニングをする際でも、とても重要になってくるのは
「効かしたい筋肉にちゃんと効いているか?」ということ。
これはよく「フォームがちゃんと出来ているか」といったことで確認されることが多いかと思いますが、
ビジュアル的にはちゃんと出来ているのに、
「狙ったところに効いていない…」ということがよくあります。
機能改善でのトレーニングも同様に、
「言われた通りにやっているのに、見た目のフォームは同じなのに、違うところがキツイ…」ということがよくあります。
こんな場合、気を付けていきたいこととは、
「力のベクトルはどこを向いているか?」ということ。
床だとわかりにくい
この”力のベクトル”が少しでも違う方向を向いてしまうと、
「使われる筋肉の優先順位が変わる(主働筋じゃなくなる)」
ということが起こります。
実際に”力のベクトル”というのは目に見えるわけではありませんので、
どのようにして判断するといいのか?といえば、
例えば、スクワットのような種目の場合、
足の裏にかかる重心が動作中にちゃんとしているのかどうかを、実施中に確認することでわかりますし、
ダンベルやバーベルなどを手に持って動かす種目などの場合(ベンチプレスやダンベルプレス系など)、
実際に動いている重りの軌道を見れば、真っすぐ動いているのか、斜めに動いているのかなど、力のベクトルが動きの軌道として確認ができます。
がしかし、床を押しているけど、そこまでグラグラしない種目やダンベルやバーベルを扱わない種目の場合
床を押している力のベクトルはわかりにくくなります。
そこで、冒頭でも述べましたように
”あるツール”を使えば、ビジュアルではわかりにくい種目でもわかり易くなります。
そのツールとは……
「バランス系のツール」になります。
バランス系のツールとは、バランスボールやバランスディスク、そしてTRXサスペンションなどになります。
このような「バランス系ツール」を使ってトレーニングを実施すると、
グラグラしますので、力のベクトルの向きがズレていると
ボールから落ちたり、うまく動かせなかったりとビジュアルに表れます。
床だとわかりにくい”力のベクトル”もバランス系のツールを使用すれば、
ビジュアル的にもわかり易くなりますし、自体重のトレーニングでも強度が上がったりもします。
という訳で、
ご自宅や外での自体重トレーニングのアイテムの一つとして、
「バランス系トレーニングツール」
ぜひご利用してみてはいかがでしょうか?