一時保護所について
挨拶
こんにちは。今日はよく虐待のニュースなどで聞く”保護”されるばしょについての紹介と私が入っていて感じたことを書こうと思います。
概要
一時保護所とは命に危機があったり非行で手が付けられなくなったり様々な理由がある子供が一時的に保護される場所です。親から守るという理由で基本的に場所などは公開されておらずそこにいる児童は自由に外に出ることはできません。一時的な場所なのでそこまで長く入所していることはほとんどないです。聞いた中で一番長かったのは八か月です。
結論
中に入っていた私思っていたこと…ただひたすらしんどいです!ただ私が話すのは結構前なのでもういろいろ変わってる可能性はあります。
ここから本題
私が一時保護所に保護されることになったのは学校の保護で学校に行き、着の身着のままという感じでそちらに向かうことになりました。入所時は持ち物はすべて預け、洋服もその施設のものに着替えます。そして脱走時等のために写真を撮り、厳重に鍵がたくさんかけられたドアを通り自室へと案内されます。
基本的に刑務所のような時間配分で動くように指示されると想像してください。もちろん男女は場所が別で、幼児とそれ以上も分けられています。自分の持ち物で私が持てたものはシャーペンと本だけでした。自由はありません。私は自傷の傷のためにさらにほかの児童よりも自由がありませんでしたが。
外には自由には出れないのですが近くの公園や社会科見学のようなことがあるとたまの外を味わうことができました。
勉強の時間もあり土日祝のその時間はゲームなどができました。
しんどかったこと
まずしんどかったのは、私に衝動性があることを知ってたからか「変な行動をしたりおとなしくしてなかったらもっとひどい施設に送るからね」と逐一言われていたことですね。
次は結果的には良かったが精神医療早期介入の被害者へとさせたこと。二人部屋の子供がトイレから出てくるときに手を洗わなかったところを見たことをきっかけに強迫症状が出てしまい、児童精神科へと連れていかれたこと。
児童には何も拒否権がないことも嫌でしたね。本当に子どものための施設なのかと悩む場所です。
結論part2
いいことは特に何もなかったです。子供の処遇に困っても児童相談所に頼れば安心なんてことはないので親御さん方は心にとめておいてください。児童虐待はまず人間性が疑われるようなこともあるのでまずは周りに相談できる人を探してください。
簡単に児童相談所に子供を預けるわけない!みたいなことも聞こえてきそうですが簡単に預ける人がいるのも事実ですから。
関連施設の人たちへ
保護されてきた子供たちに親や周りの大人と同じようなひどいことをするのだけはやめてください。保護ですから護ってください。脅すなんてことは言語道断だと思います。学校や保育所などとは違う閉鎖された空間なので明るみに出ることが少ないんです。それを利用してやってるなんていうことはないと思いたいですが一人の人間ですので正当な関係でいられるように努めていただけるともと入所者として今の子供たちの心配が一つ減りますし経験の一つと楽観することができるようになります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。あまり体験できることではないのでぜひ発信したいと考えました。