アルコールの影響
ダイエットとアルコールはどう関係があるのか。
「飲まない方がいい」なんて誰でも知っていますよね?
でもなかなかやめられないという人は、いったい何を気をつけるべきなのか。
・アルコールの影響
アルコールは体にとって毒です。毒が体に入ってくると、肝臓で解毒をします。この分解にはエネルギーや大量のビタミンB1を使います。そして、分解中は交感神経優位になります。体にとって解毒は最優先任務となるため、脂肪の分解や筋肉の合成などは後回しとなります。また、肝臓は血糖値を上げる役割もあります。しかしこの作業も後回しになるため、低血糖状態となり炭水化物を欲するようになります。
・交感神経優位による影響
・消化器の働き低下
胃や腸といった消化器は副交感神経優位の時に活発に働きます。そのため、アルコールが体内に入り交感神経優位になると消化がうまくいかなくなり、下痢などの症状が起こりやすくなります。
・睡眠の質悪化
交感神経優位になるため眠りが浅くなります。夜中に目が覚めたり、朝早くに目が覚めてしまうことにもつながります。
・対策
よくアルコールの「糖」について注目されますが、注意すべきはそこではありません。まず、アルコールの分解にかかる時間は「量」と「度数」に影響されます。つまり、ワインなどの度数が高いものを大量に飲むと、それだけ体にはダメージが大きいといえます。なので、量に気をつけるのはもちろんですが、度数を下げる(薄めの水割りにするなど)工夫をしましょう。
また、低血糖対策として握り拳1~2個分の炭水化物を摂り、ビタミンB群のサプリを摂るのも重要です。
「じゃあ気をつければ飲んでもいいんだ!」という捉え方はせず、あくまでも体へのダメージを減らすためだと思ってください。
アルコールも甘いものも付き合い方を工夫しましょう!