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市場あるある

パーソナルトレーニングは現在「ブーム(流行)」です。
どの業界でもそうですが、ブームになると需要増に伴い店舗数や提供者が増えます。

特にパーソナルトレーナーは資格が必要ないので、今日から誰でもなれます。多くの場合、「自分が筋トレして人生が変わった!だからこれを仕事にして多くの人に伝えたい!」という感じです。

さて、提供側が増えるとどうなるか。
次は価格競争になります。
「最初の二カ月は安い」「チケットをまとめて買うとお得」「A社より●円安い」など。

はっきり言って「安かろう悪かろう」です。
安いには必ず理由があります。スーパーなどでもそうですよね?
「自社製品」「一括仕入れ」など必ず理由があります。

そして提供側が飽和状態になると、数年後には精査が始まります。
生き残るところ、つぶれるところ、戦略的に撤退するところ。

そして何よりの被害者は利用者です。
仮にブームではなく習慣としてトレーニングを続けようと思っても、通っていたジムが閉鎖したり、トレーナーが突然やめたりといったことがあるあるです。
そして高くてもいいから優秀なトレーナーを探したところで時すでに遅し。
本当に優秀なトレーナーは人気で予約が取れません。

もう一度自分の健康について考えてみてください。
値段で選んで後悔しないよう、きちんと体について理解している人の元で運動を習慣にしてください。
この業界に17年いますが、パーソナルトレーニングで逆に体がおかしくなったという人を山ほど見てきました。
健康づくりの場になるようジムの選び方も考えましょう。

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